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桂月堂 松江市

▲薄小倉(左) 出雲三昧(右)
島根県松江市は、7代藩主の不昧公の時代から茶道が盛んな土地柄で知られ、市内には多くの和菓子店があります。そのなかでも桂月堂は創業200年を誇る老舗として特に有名な店です。
「薄小倉は」、大納言小豆を寒天で固めザクッとした歯ごたえのある干菓子で、一方の「出雲三昧」は、落雁、羊羹、求肥を三段重ねしてありそれぞれの触感が一度に楽しめます。

【不昧公】
7代松江藩主、松平治郷。56歳で隠居後不昧(ふまい)と号する。幼少の頃より茶の湯を愛し、御用菓子司に作らせた不昧公好みの菓子が記録に多く残る。
松江は茶道が盛んで年間和菓子購買量が日本一、全国平均の1.5倍に達する。 
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