池袋母子死亡事故の慰霊碑除幕式

　池袋母子死亡事故が起こった現場の近くに慰霊碑が完成しました。事故から1年となる今年4月を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で延期されていました。本日はその除幕式に立ち会いました。
　セレモニーでは、遺族を代表して松永拓也さんが、「この慰霊碑を見た人が安心、安全で交通事故のない優しい社会にするという思いを持ってもらえる場所になることを願います。」とご挨拶をされました。
　慰霊碑は花のつぼみをイメージしており、白い球体の真ん中にある○は、交通事故０（ゼロ）を意味しています。そして、雨が降った時にその真ん中の○のところから水が滴り落ちる様は、ご遺族の目から涙がこぼれていることを想像させるという意味合いも持たせています。
　交通事故死亡者ゼロを目指すことを誓い合う除幕式となりました。私も松永さんと親しいお付き合いをさせていただいておりますので、少しばかりお役に立ててうれしく感じました。
　この慰霊碑建立のためにご寄付をいただいた方々、そして裁判に向けてご署名をしていただいた方本当にありがとうございます。今後は一日も早く裁判が行われ、公正な判決が下ることを願ってやみません。