ふるぼう知生(ともお)の活動報告

わたくし、古坊知生(ふるぼうともお)の日々の活動を皆さまへお伝えするコーナーです

本会議がありました。

2017年11月29日 | Weblog
 11月29日、今日は本会議がありました。いつもの定例会ならば、初日と最終日の二日間だけ本会議が開かれるのですが、人事院の勧告を受け、労使交渉が成立し、公務員の給料が一定程度上がることが決定したので、年が変わる前に12月の給料額とボーナスの額で調整を図るために急遽本会議の開催となりました。
 
 正副幹事長会⇒議会運営員会⇒議員協議会⇒本会議(総務委員会付託)⇒総務委員会⇒正副幹事長会⇒議員協議会⇒本会議(議決)
 
 一つの議案を議決するために、このような手順が必要となります。そういうわけで、私は議員協議会と本会議にのみ参加しましたが、それでも午前9時半からスタートして昼食を挟み、午後1時半頃までの間、役所の控室に拘束されました。
 
 これで、豊島区役所の職員の給料が平均で年5万円アップすることになりました。
 
 我々庶民は生活が苦しいのにという思いを持つ区民の皆さまにはご納得のいかないところもあるかとは思いますが、区役所は2000名程度の職員がおり、大企業の範疇に入るものですから、賃金の公民格差の解消をするために人事院から時々、給料の是正を勧告されます。それほど一部上場企業の給料は上がっているということですね。
 
 私は人様の給料ですから、特に反対をするつもりはありません。むしろ給料が上がったら、それを豊島区内のお店で消費して還元して欲しいという思いで賛成をいたしました。
 
 私が心配しているのは、この結果を受けて、議会側も報酬をあげようという動きが出ないだろうかということです。人様の給料については意見は申しませんが、自分の報酬ということになると行動をおこさなければなりません。
 
 私が区議会に復帰してから、これまでに報酬が2回にわたっり、トータルで月額3,300円増えています。中小企業の社長の方々が口を揃えて「景気のどこが良いのか、本当に苦しいよ。」と仰いますし、私の周りの方々のほとんどが、「給料が上がるどころが、健康保険料や年金保険料が増えているので、実質手取りの額が減っているよ。」との声を良く聞きます。
 
 そのような方々を代表する私たち政治家が、自分たちだけ知らないうちに報酬を増やすことなど、有権者に対する裏切り行為だと私は思っているので、これまで増えた月額3,300円を毎年、年末にまとめて東京法務局に供託しております。
 
 共産党も報酬の値上げに議会で反対をしておりますが、増えた分をしっかり受け取っています。いわゆるダブルスタンダードなのですね。
 
 このようなことが、再び議論として出てくるのではないかと心配しております。また出たとしても議決で反対票を投じ、また法務局に上がった分を供託をするだけですけどね。
 
 最近では、地方議員の成りてがいないことから、議員年金を復活させて身分保障をしようという動きが国会で出てきているようです。まず地方議員からそのような既成事実を作り、最後は国会議員も同じように制度設計をしようとしていることは明々白々です。
 
 私はこのような動きに断固反対をして参ります。家庭においては、妻からは反対されていますけどね。まあ、強情な男だから何を言っても聞かないということで諦めてはいますけどね。(笑)
 
 とにかく、信念をもって取り組んでまいります。
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