【原題】 the city of your final distination
日本でも評判を呼んだピーター・キャメロンの同名小説を名匠ジェームズ・アイヴォリー監督が映画化した文芸ドラマ。自殺した作家が残したウルグアイの古い邸宅で、時が止まったかのような静かな生活を送る遺族たちが、作家の伝記執筆の許可を求めて現われたアメリカ人青年の登場によって様々な変化を引き起こしていくさまを、退廃的にしてエキゾチックな雰囲気の中、繊細かつ格調高い筆致で描き出していく。出演はアンソニー・ホプキンス、ローラ・リニー、シャルロット・ゲンズブール、オマー・メトワリー、真田広之。
≪こんなお話≫
アメリカの大学院生オマーは、自殺した作家ユルスの伝記を執筆すべく遺族の公認を求めるも、あえなく拒絶されてしまう。しかし恋人に鼓舞され、直接面会して説得するため南米ウルグアイの人里離れた亡き作家の邸宅へと向かう。そこでは作家の妻、作家の愛人とその娘、作家の兄とそのゲイの恋人が奇妙な共同生活を送っていた。さっそく交渉を始めると、兄のアダムからは条件付きながらすんなりと公認を得られた一方、妻のキャロラインには頑なに反対されてしまう。そんな中、作家の愛人アーデンとの距離が急速に縮まっていくオマーだったが…。
イランからの移民オマーは大学で文学の研究をしている。
大学からの助成金をもらうためにも生涯ただ一冊の著書を残して自殺したユルスの自伝を執筆したかったが拒絶され、けれど、強引で自信家の彼女に勧められてユルスの遺言執行者たちが暮らすウルグアイの邸宅を訪問することにした。
オマー役のオマー・メトワリー
「トワイライト」の最終章に出演するらしいがそこではこんなに美形
ウルグアイの広大な土地は、裕福なユダヤ人だったユルスと兄アダム(アンソニー・ホプキンス)の両親が故郷を逃れた時に購入したものだが、現在のこの一家の現金収入はアダムの恋人ピート(真田広之)が家具を作って売って得るだけで、手入れも行き届いていない。
自然の中の美しさ
窓から、テラスからの風景がとても美しい。
街とは大違い
真ん中のマダムは街の有力者で、ユルスやアダムの友人でいつも取り巻きに囲まれている。
アダムはピートが15歳のときから25年間一緒に暮らしてきていたが老いてゆく自分から彼を解放してあげたいと考えていて、そのための資金
になるならともともと自伝の執筆に賛成だった。
一方妻のキャロラインと愛人のアーデンは反対の立場をとっていた。
敷地の隅にあるゴンドラはユルスの著書の題名にもなっていて、彼らの両親がわざわざベネチアから運んだもの。
流れる古い映像はジェームズ・アイヴォリーが1957年に撮った作品だ。
ゴンドラを見に行ったアーデン(シャルロット・ゲンズブール)とオマーはお互いに共通する点が非常に多いことに気づかされる。
お互い生きることにも不器用だったりするのだった。
アーデンは10代のころスペインで放浪中ユルスと知り合い一緒になっている。
妻のキャロラインは日々の生活に閉塞感を感じているもののどうにも身動きがとれずにいて、また亡き夫の残したものから逃れられずにいた。
ある日蜂に刺され重傷を負ったオマーのもとに彼女ディアドラが駆けつける。
積極的で押しの強い彼女はアーデンとは正反対だった。
ディアドラに連れられてあわただしくオマーが去って、時が止まった中に暮らしていた彼らにも変化が起きる。
そしてそれぞれの選択をするのだった。
一番気になっていたこのふたりは……
その昔大ファンだった真田くんですが、
映画館で彼をみたのは「犬死にせしもの」以来だった
それには我ながらビックリ
ここでのピートは
マイベスト真田ムービーの「道頓堀川」(それまで何本も真田君の映画を撮っていた深作欣二監督が初めて彼のアクションを封印したという記念すべき作)の邦ちゃんが成長していたらこんな感じになっていただろうと思う役柄だった。
深作監督とジェームズ・アイヴォリーに共通点はないだろうが不思議?????
欲をいえばこんな真田くんを20年位前に観たかった……そしたらもっと可愛いかったのに……
2009年の製作なのでパートナーのイスマイル・マーチャントを亡くしてからの第一作となる。
日本でも評判を呼んだピーター・キャメロンの同名小説を名匠ジェームズ・アイヴォリー監督が映画化した文芸ドラマ。自殺した作家が残したウルグアイの古い邸宅で、時が止まったかのような静かな生活を送る遺族たちが、作家の伝記執筆の許可を求めて現われたアメリカ人青年の登場によって様々な変化を引き起こしていくさまを、退廃的にしてエキゾチックな雰囲気の中、繊細かつ格調高い筆致で描き出していく。出演はアンソニー・ホプキンス、ローラ・リニー、シャルロット・ゲンズブール、オマー・メトワリー、真田広之。
≪こんなお話≫
アメリカの大学院生オマーは、自殺した作家ユルスの伝記を執筆すべく遺族の公認を求めるも、あえなく拒絶されてしまう。しかし恋人に鼓舞され、直接面会して説得するため南米ウルグアイの人里離れた亡き作家の邸宅へと向かう。そこでは作家の妻、作家の愛人とその娘、作家の兄とそのゲイの恋人が奇妙な共同生活を送っていた。さっそく交渉を始めると、兄のアダムからは条件付きながらすんなりと公認を得られた一方、妻のキャロラインには頑なに反対されてしまう。そんな中、作家の愛人アーデンとの距離が急速に縮まっていくオマーだったが…。
イランからの移民オマーは大学で文学の研究をしている。
大学からの助成金をもらうためにも生涯ただ一冊の著書を残して自殺したユルスの自伝を執筆したかったが拒絶され、けれど、強引で自信家の彼女に勧められてユルスの遺言執行者たちが暮らすウルグアイの邸宅を訪問することにした。
オマー役のオマー・メトワリー
「トワイライト」の最終章に出演するらしいがそこではこんなに美形
ウルグアイの広大な土地は、裕福なユダヤ人だったユルスと兄アダム(アンソニー・ホプキンス)の両親が故郷を逃れた時に購入したものだが、現在のこの一家の現金収入はアダムの恋人ピート(真田広之)が家具を作って売って得るだけで、手入れも行き届いていない。
自然の中の美しさ
窓から、テラスからの風景がとても美しい。
街とは大違い
真ん中のマダムは街の有力者で、ユルスやアダムの友人でいつも取り巻きに囲まれている。
アダムはピートが15歳のときから25年間一緒に暮らしてきていたが老いてゆく自分から彼を解放してあげたいと考えていて、そのための資金
になるならともともと自伝の執筆に賛成だった。
一方妻のキャロラインと愛人のアーデンは反対の立場をとっていた。
敷地の隅にあるゴンドラはユルスの著書の題名にもなっていて、彼らの両親がわざわざベネチアから運んだもの。
流れる古い映像はジェームズ・アイヴォリーが1957年に撮った作品だ。
ゴンドラを見に行ったアーデン(シャルロット・ゲンズブール)とオマーはお互いに共通する点が非常に多いことに気づかされる。
お互い生きることにも不器用だったりするのだった。
アーデンは10代のころスペインで放浪中ユルスと知り合い一緒になっている。
妻のキャロラインは日々の生活に閉塞感を感じているもののどうにも身動きがとれずにいて、また亡き夫の残したものから逃れられずにいた。
ある日蜂に刺され重傷を負ったオマーのもとに彼女ディアドラが駆けつける。
積極的で押しの強い彼女はアーデンとは正反対だった。
ディアドラに連れられてあわただしくオマーが去って、時が止まった中に暮らしていた彼らにも変化が起きる。
そしてそれぞれの選択をするのだった。
一番気になっていたこのふたりは……
その昔大ファンだった真田くんですが、
映画館で彼をみたのは「犬死にせしもの」以来だった
それには我ながらビックリ
ここでのピートは
マイベスト真田ムービーの「道頓堀川」(それまで何本も真田君の映画を撮っていた深作欣二監督が初めて彼のアクションを封印したという記念すべき作)の邦ちゃんが成長していたらこんな感じになっていただろうと思う役柄だった。
深作監督とジェームズ・アイヴォリーに共通点はないだろうが不思議?????
欲をいえばこんな真田くんを20年位前に観たかった……そしたらもっと可愛いかったのに……
2009年の製作なのでパートナーのイスマイル・マーチャントを亡くしてからの第一作となる。
そ、それってゴイス・・・。いったい何年前?(笑)
サナダの役は、正直もっと出番が少ないと思っていたのに、セリフも多いし重要な役どころでびっくりだったよ。
サナダの英語は抑え目なかんじでよかったね。
冒頭の、スクールバスを降りたところに、なぜ馬が?
公道から邸までおじょうちゃんが馬に載っていくのに
ド肝抜かれちまっただ。
1986年だって!!!
2007年、ラッシュアワー3のイベントで本人をみたのだった。
>セリフも多いし重要な役どころでびっくりだったよ
ピートがいなくちゃどうにもならない家だったよね。