昨日、尾道市議会(臨時)総務委員会と本会議で、市民団体から提出されて
いた、尾道市新庁舎の住民投票条例案が反対多数で否決された。
要は、築55年たった尾道市役所を合併特例債を使って70億で建てる、その
ことは2014年9月の市議会で承認されている。
しかしこれに反対する市民団体が昨年10月新庁舎建て替え反対の署名をと
ったら21900人集まり、住民投票条例案を市議会に提出し否決された、こんな
流れだ。
一見、無駄な箱ものをまた税金使って建てようとしている、こりゃー駄目だ
・・・というのが多くの市民の目線、村長とてその点は同じだ。
ところが良く見ると地方政治の因縁が見えてくる、昨年4月に尾道市長及び
市議会議員選挙があったが、その市長選挙に端を欲している。
現職の建て替え提案者が建て替え反対の2人を僅かに抑えて当選、その直後か
ら、市長の票は反対候補の2人より少ない従って民意は反対だ・・・の論評を
始めた、そして前述の署名活動だ。
政争の具にしょうとする意図は明白だ、昨日 住民投票条例案が否決されると
、すぐ議会の解散と市長の解職請求を求める署名活動をすると記者会見。
どう見ても、市長選挙の再開を画策しているとしか思えない動きだ。
こうした市長派か反市長派か・・・の踏み絵に署名活動、多くの普通の市民
はこうしたドロドロした世界に足を踏み込みたく無い。
どうしても建て替えなくてはいけないなら、もっとスリムで金額を抑えて建
て変えるべき・・・こんな素朴な普通の意見が言えない状況になろうとして
いる。
それと、騒ぐなら2014年9月の市議会の時でしょう、その時はやり過ごして
市長選挙に負けたら署名活動・・・そして解職請求ですか?
納得できない田舎政治の論理だ。
ホントに市民のこと考えているの??