久々に暇ができたのに やるのはこれ・・・。
うちの REDZONEに CD-ROMドライブの接続設定をしてから 随分と経ちましたが,X68000で「ゆみみみっくす」を起動するためだけに 接続設定を行ったようなものだったので,接続設定以降,CD-ROMドライブは(X68000では)ほとんど使用する事がありませんでした。本来の主旨を放置しておくのも問題なので,このあたりで手を出しておく事にします(笑)。
準備するのは X68000で使用可能な CD-ROMドライブとデバイスドライバ。
あとは,フリーソフトウェアの「ゆみみ☆えっくす」です。
CD-ROMドライブは「PIONEER PCP-PR24」,デバイスドライバは「CDDRV.SYS」を使用。(「ゆみみ☆えっくす」と「CDDRV.SYS」は,どちらも Vector経由でダウンロード可能です。)まずは,CONFIG.SYSに CDDRV.SYSのエントリを追加し,CD-ROMドライブの接続設定を実施します。詳しい解説は 前回記事 を参照して下さい。
(例)DEVICE = ~CDDRV.SYS /I[SCSI-ID] /B[BUFFER SIZE] /S[num]
続いて 起動バッチの作成です。基本的には「ゆみみ☆えっくす」のアーカイブに含まれる YMDRV.X(サウンドドライバ)と YUMIMI.Xを 適当なディレクトリに解凍し,起動するだけなのですが,PCM8.Xの常駐が必須条件となるので PCM8.Xも準備しておく必要があります。各実行ファイルを手動で起動しても問題はありませんが,実行ファイルが複数個あるので バッチ化しておくのが吉でしょう。
(例)YUMIMI.BAT
ECHO OFF
CLS
A:
PATH A:\;A:\SYS;A:\SHELL;A:\BIN;A:\ETC;B:\;
CD A:\
PCM8.X
YMDRV.X
YUMIMI.X -g
ここまで設定したら,CD-ROMドライブに メガCD版「ゆみみみっくす」のディスクを挿入し,CDDRV.SYSを設定した環境で X68000を再起動。あとは コマンドプロンプトより YUMIMI.BATを実行すれば,X68000上で「ゆみみみっくす」が起動します。(≧∇≦)
XVIクラスのパワーでも 画面処理(スクロール,拡縮回転等)が若干重く感じますね・・・。音声と映像の同期が一瞬崩れる個所があり ちょっとだけ気になりますが,ゲームは普通に遊べるので この際細かい事は気にしない事にします。また,ゲーム中の音声や BGMの再生は普通に行われますが,オープニング/エンディングのテーマ曲等 CDDA再生扱いのものは,X68000本体からの音声出力ではなく「CD-ROMドライブ側からの音声出力になる」ため,単一のスピーカーから出力させたい場合は,音声をミキシングしてやる必要があります。
とりあえず,X68000でゆみみみっくす起動 は達成されました。
おめでとう!俺ッ!
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