MC68000 Maniacs!
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ONKYO DP-S1」本体に装備されている,2.5mm4極コネクタを使用した「バランス接続」を試してみました。巷でオカルトだと言われているバランス接続。試すためには,2.5mm4極コネクタに接続できるヘッドフォン(イヤフォン)が必要になります。当初は,手持ちの「ONKYO ES-HF300」のケーブルを2.5mm4極コネクタ対応ケーブルにリケーブルしようかと思っていたのですが,サードパーティ製のケーブルは結構高価なのでリケーブルで遊ぶのは後回し。ケーブルだけ替えて意味があるかも不明なので,とりあえず安めのバランス駆動対応イヤフォンを探して購入しました。ゲットしたのは,パイオニアが「DP-S1」とほぼ同時に発表していた「SE-CH5BL」というカナル型のイヤフォンです。

1万円以下の安物イヤフォンなのであまり期待感はありませんでしたが,ハウジング部分の形状と装着時のフィット感,ツイストケーブル採用の見た目が結構好みの製品です。バランス接続によって音質が劇的に変わったか・・・というと,そういう訳ではなく,ハイレゾ音源に収録されている,例えば様々な楽器の「定位」がよりはっきりと知覚できるようになった,といった感じ。オーケストラ等はもちろん,ジャズや生バンド編成で収録されているポップス等でも,効果を確認できます。前述したとおり,音質が改善するというよりは,それぞれの楽器の音がはっきり聴こえるようになった事で,音がクリアになったように感じる,と言った方が正しいように思います。

まあ・・・「SE-CH5BL」のチューニングがそうなっているだけで,バランス云々は関係ないかもしれませんが(笑)。
通常の3.5mmコネクタ接続の「SE-CH5BL」があれば比較できるんですけどね。(´・ω・`)

バランス接続については,以前から検証に使っているアイマス関連のハイレゾ音源群では変化を感じづらいかもしれません。だたし「初恋組曲」だけは弦楽四重奏なのでお薦めできます。というかハイレゾ+アイマスでなら「初恋組曲」が最高の音源だと思います。その他では,今井麻美さんの「天空の炎」もハイレゾ収録を意識した生バンド構成になっていて,はっきりとした違いを感じることができるのでお薦めです。・・・バランス接続とはちょっと関係ないかもしれませんが,最近「e-onkyo music」にてハイレゾ配信された,宇多田ヒカルのファーストアルバム「First Love」が,個人的にかなり気に入っています。1/2inchアナログテープのマスターから 96kHz/24bitでリマスターされたもので,音がかなりクリアにリニューアルされているので,当時ファンだった人は是非ハイレゾで聴いてみて欲しいです。


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