ファミソン8BIT

先日購入した「EXTRA」の影響で，遅ればせながら「ファミソン8BIT」を入手。

「ファミソン8BIT」は，桃井はるこ（momo-i）によるアニソンのカバーアルバムです。もちろん普通のアルバムではありません（笑）。アルバムタイトルが示すとおり，収録されるすべての楽曲が 8bitPC時代に一世を風靡した「PSG音源」を駆使したアレンジを施されています。正確にはファミコン音源を使用しているようですが，このアレンジがあまりにも秀逸なのです。明らかに「当時のPSG音源のツボ」を知っている人間がアレンジしているらしく，思わず「ファミコンゲーム」の画面を想像してしまうような音使いの曲ばかり収録されています。

選曲のセンスも抜群（笑）。
収録曲は以下のとおり。

　・タッチ（タッチ）
　・恋の呪文はスキトキメキトキス（さすがの猿飛）
　・裸足のフローネ（ふしぎな島のフローネ）
　・ラムのラブソング（うる星やつら）
　・デリケートに好きにして（魔法の天使クリィミーマミ）
　・ゆめいっぱい（ちびまる子ちゃん）
　・ふしぎなメルモ（ふしぎなメルモ）
　・はじめてのチュウ（キテレツ大百科）
　・ムーンライト伝説（美少女戦士セーラームーン）
　・草原のマルコ（母をたずねて三千里）
　・Ｌはラブリー（The かぼちゃワイン）
　・アレアレアラレちゃん（Dr.スランプ アラレちゃん）
　・ロマンティックあげるよ（ドラゴンボール）
　・きみはホエホエむすめ（アイドル八犬伝 ※ボーナストラック）

これは完全に「自分の時代」の曲たちですね（笑）。ボーナストラックを除き，リアルタイムで見た事がないアニメは一切ありません。アルバムをひととおり聴いてみた限りでは，「タッチ」，「はじめてのチュウ」，「アレアレアラレちゃん」，「ロマンティックあげるよ」あたりがお薦めです。特に「タッチ」のサビ前からのアルペジオワークとＢメロの被せ方は素晴らしいの一言。一聴の価値はあります。「はじめてのチュウ」と「アレアレアラレちゃん」は，桃井はるこのボーカルが原曲イメージにかなり近いため，アレンジが違っていても「原曲の別バージョン」に聴こえてしまいますね。当時から名曲と名高かった「ロマンティックあげるよ」の方が，8bit音源を使った比較的原曲に忠実なアレンジと言えるかもしれません。

「ロマンティックあげるよ」の2番の歌詞を 今回はじめて知りました。
まあ・・・歌う機会も無いでしょうし覚える必要はないんですけどね。(≧∇≦)

「ファミソン8bit STAGE2」も出ているようなので，
近いうちに入手してみようと思います。


【関連リンク】

　・ファミソン8BIT.COM ・・・ ファミソン8BIT 公式サイト