うたかたの夢

キャバリアとかぎ針編み、社労士試験に向けて勉強の日々を綴ります。

就職活動

2013年08月25日 18時28分21秒 | 会社とか仕事とか
訳あって、ただいま私の部下を募集中。
職安に求人票を出してわずか1週間で10名の応募がありました。

先週は6名の面接をしたのですが、大部分が20代の若者。
男女問わず特徴的だったのが、全員正社員としての職歴がないということ。
震災の影響で就職できなかったという人もいました。
ホントに就職が厳しい時代なんですね。

しかし正社員として勤務した経験がないということは、きちんとした教育を受ける機会もなかったということかもしれません。
来社した応募者は応接室に通すのですが、1名以外全員が自然と上座に座って待ってましたよ(苦笑
お局様的発想ですかね

いやいや、「つまらないこと」と片付けてはいけないんじゃないでしょうか。
契約社員や派遣社員に仕事のやり方は教えても、社会人としての基礎・マナーをわざわざ教える会社はほとんどないと思います。
(外食産業さんだとアルバイトさんにもしっかり研修・教育するところがあるようですけどね)
言い方は悪いですが、彼らはウチの会社で一生働くわけではないし、さしあたって作業に必要な手順さえ教えれば充分。ってことなんでしょう。
そういう意味では彼らはとてもかわいそうなのかもしれません。
マナーは仕事を円滑に進めていくための潤滑油なのですから、それを社会人1年生2年生のときにみっちり教えてもらえないというのは一生の損だと思います。

一人だけ、私が行くまで下座側のイスの脇で立って待っていた女性がいました。
もちろん、高感度高いです
彼女も正社員としての勤務経験はありませんでしたが、面接でのやり取りの中で、自分からしっかり勉強してきたんだなということがよくわかりました。
他の方は自分の置かれた環境の中で、自ら努力をしてきたという形跡が感じられなかったので、なおさらです。

一番酷かったは、遅刻してきた人。
約束の時間を少し過ぎたくらいに電話がかかってきました。
「電車が遅れて・・・道に迷って・・・10分くらい遅れると思います。  ・・・てことで」


「てことで」って何だよ


面接する気にもなりませんでしたが、遅刻してでも、道に迷ってでも、来たことは来たので、その努力(?)に免じて会うだけ会いました。
・・・はい、時間の無駄でした
遅れてきたのに「すみません」の一言もないし、面接の受け答えもなんだかこう「上から目線」というか、「オレ様」を感じるんですよね。
頭に来たのでイジワル質問しちゃいました(私も修行が足りないですね

彼が帰った後に社内で話をしたのが、「謙虚さって大事だよね」。
遅刻はそれ以前の問題ですが、「お忙しい中、面接していただいてありがとうございます」って言える人のほうが、これから一緒に仕事したいって思えます。
面接でも「あれができますこれができます」って猛アピールしてくるより、「これから一生懸命勉強します」って言う人の方がかわいげあります。

面接で好感触だった人は筆記試験の結果もまずまず。
逆にダメだった人は筆記もやっぱりダメでした。
ってことは、私もけっこう人を見る目があるのかな(笑

さて、来週もまた面接があります。
二次面接に推薦できる人がきてくれることを祈ります。


さ、明日はまた日帰りで東京出張です・・・はぁー


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