トゥルー・クライム
cast >> Clint Eastwood, Isaiah Washington, Denis Leary, Lisa Gay Hamilton, Diane Venora, Bernard Hill, James Woods, Dina Eastwood, Lucy Liu, Sydney Tamiia Poitier, Frances Fisher, Francesca Fisher-Eastwood, Anthony Zerbe ...
producer / director >>Clint Eastwood
music >> Lennie Niehaus
サンフランシスコ湾に臨む町、オークランドのサン・クエンティン刑務所 ーーー。
黒人のフランク・ビーチャム(アイザイア・ワシントン filmography )は、6年前に白人で妊婦のコンビニ店員を射殺した罪に問われ、翌日の深夜0時1分に "死刑" が執行される。二人の目撃者は白人で、無実を訴え続けたものの、誰にも受け入れられることはなかった。
その晩、当時から事件を追っていた地元新聞記者のミシェルが事故で死亡し、急遽彼女の代わりにフランクの死刑執行前の最期の取材を任された先輩記者のスティーブ・エベレット(クリント・イーストウッド filmography )は、即座に無実の "匂い" を嗅ぎとり、ひとり事件の洗い直しを始めるのだが・・・・・。
イーストウッド製作・監督・主演による傑作サスペンス ーーー。
死刑執行まで12時間足らずというタイムリミットの緊迫感の中、イーストウッド映画ならではのダークな面や、主人公とその家族のゴタゴタ劇も巧みに織り込まれており、ラストまで「時計の針」から目が離せない。全編を彩るジャズは "BIRD" と同じくレニー・ニーハウスが担当。主題歌を唄うのはダイアナ・クラール( ↓ 下記動画をじっくりどうぞ♪)。
新聞社の編集長アラン・マンを演じるのはジェームズ・ウッズ( filmography )。スティーブの妻役は "BIRD" でチャーリー・パーカーの妻を演じたダイアン・ヴェノーラ。娘役は、本作で共演しているフランシス・フィッシャー( "UNFORGIVEN" "TITANIC" )との間に生まれた実の娘、フランチェスカ・フィッシャー=イーストウッド。さらにディナ・イーストウッドは、'96年に再婚した元TVキャスターの現妻。さすがイーストウッド!・・・というか、なんというか大胆なキャスティング(苦笑)。ちなみに彼は映画の役以外、一切タバコを吸わない。その他、シドニー・ポワチエの娘のシドニー・タミーア・ポワチエやフランクの妻役リサ・ゲイ・ハミルトン( "The Soloist" "Jackie Brown" )、チョイ役でルーシー・リュー( "Charlie's Angels" "Kill Bill" )などが出演。
"正義" と "良心" が実ったラストは、ちょっとキザだけど "粋" なシーンで、心温まります ーーー。
この作品は観ていません。「Bird」に続いて、レニー・ニーハウスが絡んでいるとは知りませんでしたし、ダイアン・クラールが99年で作品に出ていたんですね。彼女のデビュー、いつごろだったか思い出せませんが、映像を観てバックのミュージシャンが、気になりました。
それにしても、イーストウッド、ジャズが好きですよね。拍手、拍手。
私は持っていないんですが(笑)、ギター/ラッセル・マローン、ベース/ジョン・クレイトン、ドラム/ルイス・ナッシュとジェフ・ハミルトン、ヴァイブラフォン/ラリー・バンカー。そして、ジョニー・マンデルのストリングス・アレンジ・・・というメンバーだと思われます。
本作DVDに“ダイアナ・クラール ミュージック・クリップ(3'45")”が映像特典として収録されていますが、本編には出てきません。
ちなみに、イーストウッドとニーハウスは陸軍で知り合って以来の友人で、他の作品でも組んでいます。パチパチパチ(←拍手)。
丁寧なコメント、よく解かりました。
レニー・ニーハウス、ウエストコーストのアルト奏者までは知っていましたが、イーストウッドとは陸軍で知り合って以来の友人とは知りませんでした。
funkymeg_mのスペル、間違ってすみません。ダイアナも間違っていますよね。出来たら直してこの文の部分削除してください。
まずは、お礼まで。
お役に立てたようで何より♪
ところで、スペルの間違いなんてよくあるハナシですから、お気になさらず! 言われなければ "e" が多いってコトは気付いてませんでしたよ~(笑)