ラブ・ジョーンズ (>> VHS はこちら)
cast >> Larenz Tate, Nia Long, Isaiah Washington, Lisa Nicole Carson, Bill Bellamy, Leonard Roberts ...
writer / director >>Theodore Witcher(110min)
soundtrack >>
region 1>> English subtitle
《魂の恋人 "Soul Mate" にはいつ逢える?》
【love jones】… 〈名詞〉"誰か" に対する、強く抑えきれない "想い"(← 辞書には載っていない、この作品の「定義」)
当時28歳の新人監督セオドア・ウィッチャー( "Body Count" 脚本)が、都会に暮らす男女の関係をスタイリッシュに描くラブ・ストーリー。
Love Jones - Original Theatrical Trailer
舞台はシカゴ ーーー 恋に疲れたカメラマン志望のニーナ(ニア・ロング filmography )と、クールを装う、ちょっとキザな新進作家ダリウス(ラレンズ・テイト filmography )。ナイトクラブで出逢った二人は心にもないことを言ったり、気持ちを試したり、自分に素直になれず、心惹かれながらもすれ違っていく・・・・・。
ニーナの友人をリサ・ニコール・カーソン( filmography )、ダリウスの友人らをアイザイア・ワシントン( filmography )、ビル・ベラミー( "Any Given Sunday" "The Brothers" )、レナード・ロバーツ( filmography )などが演じ、素直になれない "恋心" を等身大で、印象的に表現。
L・テイトはいわゆる 'shorty' ですが(苦笑)、N・ロングがそれ以上に "小さい" ので本作ではバランスよく、彼がとても素敵に男前に見えます(笑)。シカゴや N.Y. のように "四季" のハッキリしている地域が舞台の作品は "お洒落" が楽しめます。私の知る限りL.A.では一年中「Tシャツにジーンズ」で過ごす人が多く、そういう意味ではちょっと物足りなく感じます(苦笑)。寒くて厳しいかもしれないけれど "四季折々" のお洒落を楽しめる場所の方が、私は好きです(← "道産子" ですから)。お国柄や人種に関係なく万事 "その人による" と思いますが、'sister' たちは「ネイル」のお洒落を楽しんでいる方がとても多いです。ネイル・ショップが生活の一部としてとけ込んでいて、しかも「安い」! まるで "Beauty Shop" のように、おしゃべりも弾んでいました(笑)。
全編に鏤められた洗練された音楽は、とても秀逸。'Charlie Parker' から 'The Brand New Heavies' まで楽しめます。サントラには、ナイトクラブでのダリウスとニーナの "詩の朗読" も収録されています。その中から2曲、どうぞ♪