エレキテルの部屋

音楽中毒患者の徒然日記

ARTな年始

2019-01-06 15:54:55 | 日記
正月休み、
珍しくライブも何にも無いので
前売り券を持っていた二つの美術展へ。

共に上野で
最初は「ムンク展」。

色彩に惚れて
凄く楽しみにしてたんだよね。

いやぁ…、凄い人だね。
絵に哲学がある。
そして、人生がある。

油彩画の色彩は
奇跡のような彩りで
ただただ感動するばかり。

しかも
油彩画だけじゃなく
版画も凄い表現力で…。

圧倒されっぱなし。

晩年に描いた自画像も
人生そのもので深過ぎた…。

ただ「叫び」が大衆化し過ぎて
アートとは違う方向で受け入れられてるのが
とにかく嫌で。

正月だからかもだけど、
小さい子供も沢山いて
「飽きた〜」「つまんない」
…と会場で言われたら、
流石に興ざめする。

勿論、子供の気持ちは分かるよ。
つまんないよ、そりゃ。
連れてくる親が悪い。

あと、バカップル。
絵の前でひたすら携帯イジってて
絵は全然観てない。

ジャマだから。

来なくてイイから。

で、「叫び」の前でやけに喋る。

うるさいから。

来なくてイイから。

静かに鑑賞したい側としては
ひたすら迷惑。

で、その後は「フェルメール展」。
至福の時でした!

時間予約制だから
ゆっくりと少人数で鑑賞出来る。

フェルメールの作品は
現在は7点の展示なんだけど、
どれも深いメッセージと圧倒的な画力で。

じっくり鑑賞出来るから
更に幸せでね。

その前のフェルメールと同時期の作品群も
凄く良かった。

こちらも凄く楽しみだったんだよね。

良かったなぁ…。

年始から幸せな時間でした。

次はロシアだ!


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