続いてデッキ廻りと、キャビン内を確認して行きます。
まず、全体的な印象としては、ブルワークも深くワイドビームな船体より、
サイドデッキの幅もこのクラスとしては十分なウォークアラウンド艇で、フロントデッキ・アフトデッキの広さも良く考えられており、
内海のベイサイドフィッシングから近海ミドルレンジまで流し釣りまで対応出来そうです。
デッキ廻りの状態は、全体的に良好でしたので、綺麗にすれば余り手を掛けないで行けそうです。
HTキャビンをクローズドキャビンに改造されていますので、保管時の防犯や急な天候悪化・冬場には重宝しそうで、
使い勝手は良好だと思いましたが、改造された後部スライド式ドアは、少し年式を感じさせますので、
このへんは使い勝手とを良く考えてレストアを考えたいと思う所です。
キャビン内は、キャプテンシート等のリニューアルや装着されていたレーダー・GPS魚探等の作動確認し、
GPS魚探は古い型で搭載されている地図ROMが異なるので、これを機会に変更するか追加するか事になりそうです。
バウキャビンは、マット類もビニールが掛かったままで使用感が少ない為、全体に綺麗ですので、レストアの進行に従い、
使い勝手も合わせて考えて行く事にします。
なお、前回記載したハル右サイドの中心部にFRPで修正している跡の盛り上がった部分を修正するために、
ダブルアクションで180番240番ペーパーを使い削り取りパテで表面補修後、
自動車用の缶スプレーで合う色がないか探し塗ってみましたが、
やはり色の違いが目立つので、ブラックハルにすることを決意しました。
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