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ローマ人の物語21-23巻(危機と克服)@塩野七生

2005年10月08日 11時45分50秒 | 読書感想文
前々巻の「パクスロマーヌ」から全巻「悪名高き皇帝達」間での間を考えると今回は前回の巻からえらく短いスパンで出ました。嬉いっちゃうれしいですけど、だせるんだったらもちっと「悪名高き皇帝達」を早く出してほしかったですね。
さて長期にわたるシリーズローマ人の物語ですが今回二十巻を超えてしまいましたネ。
時代としてはネロの死後の混乱(ユリウスクラウディウス朝崩壊)~皇帝ガルバ・オトー・ヴィテリウスという一年でころころ変わる皇帝を経て~ヴェスパシアヌスがヴィテリウスを倒し帝位につき、ティトゥス・ドミテイアヌスとフラヴィウス朝を作りそしてドミティアヌス暗殺によるフラヴィウス朝崩壊~皇帝ネルバから五賢帝トライアヌスまでですか。

ネロ皇帝はローマの大火を見ながら詩を書いたという伝説でかなり評判を落としたとされていますがそんなことはなく、阪神大震災での村山よりはるかに立派に震災後復興をしています。ちょっと終盤自爆して暗殺されましたが・・・
ネタバレになるのであまり詳しい内容は書きませんが、初刊は混乱期、皇帝はガルバ・オトー・ヴィテリウス、特に最後にヴィテリウスはローマが今まで築いてきた外交を破壊してしまうつまり危機の製造をしてしまう二人の皇帝も平和の破壊者になる、平和ゆえに生まれた無能主義者が混乱に拍車をかける結果になる。場当たり的な行動がいろんな人を悲劇に誘う、現代のどっかの国みたいです。

中巻は皇帝ヴェスパシアヌスがヴィテイリウスを倒しラインドナウの戦いに決着をつけるといった内容、ただここはローマにとって最大の問題を現代人が解決に至らない問題を片付ける巻でもある。
現代人がどうあがいても解決できない問題、それはユダヤ問題です。
常に特殊たろうとするユダヤ人、どんなことをしても他民族と協調する気はない民族みたいです。ある意味チョンに似たものがあるような気がしますが、おっと、ユダヤ人の方に誤解を与えそうですが、チョンとユダヤ人じゃ明らかにユダヤ人の方が優秀、特に商業関係に関しては世界でもっとも優秀な民族らしいですから、現代アメリカを影から操っているのも・・という話を聞いたことが合ったりなかったり、ユダヤ問題はまた別記事に書きます。これだけで記事がかけてしまいますからね。
まあでも確かにこれほどややこしい民族だからこそ、後にアドルフ=ヒトラーが粛清しようとした理由もわからんでもないが・・・

下巻は皇帝ティトゥスとドミテイアヌス、ヴェスパシアヌスの息子二人ですな、
この巻はカエサルのいう「上に立てば立つほど、言行の自由は制限されざるをえない」という言葉に沿った内容、常にイイ皇帝であろうとしてティトゥス、帝王学を学んだ皇帝ドミティアヌス、その扱いと評価が後にどのような結末にいたったか、そんな巻、そして最後は五賢帝がいよいよ登場、ネルバとトラィアヌスが登場、ここでもさりげなく、世襲制の可否についてローマは問われますフラビウス朝は世襲、五賢帝はちょっとちがう、そこに注目して読む巻だと思います。
なおポンペイが灰に沈むのはティトゥスの時代、こちらに興味がある方にも注目ですね。

次巻は「賢帝の世紀」五賢帝の時代ですね。
マルクスアウレニウス帝のところが面白いとの話ちょっと注目してみます。
そういえば五賢帝最後のマルクスアウレニウス帝の息子で帝位についたコンモドゥスは、映画「グラディエーター」で殺される皇帝、実際に暗殺されて記録抹殺刑(ダムナーティオメモリアエ)にあってしまいますがどうかかれるかちっと楽しみ、
記録抹殺刑、元老院のリーサルウェポンです、今回はドミティアヌスが引っかかります、前巻だとカリグラとネロが引っかかってます、
「危機と克服」はこの扱いにも注目して読む巻かと思われますね。

※実は新書版もまだ全部出てないんですね12月24日に最終巻「最後の努力が刊行だそうです。」現在はそのひとつ前の「迷走する帝国」ディオクレティアヌスが即位するところまで・・・ということはコンスタンティノーブルがオスマントルコに滅ぼされるまではかかないのかな?(コンスタンティノーブルの陥落は塩野さん別に本書いてるし・・・)


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