SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

新子安の怪 03

2009-01-07 | 鉄道・バス
1/5の神奈川はひじょうに暖かかった。
1時間ほど経っても寒さを感じなかった。
この場所にずっと居てもいいぐらいだった。



軌道幅はおそらく762mmなのであろう。
メジャーを持っていれば測ったのだが。
横を走る京急は1435mmなので、約半分の狭さだ。
それでもなぜだか線路には存在感がある。
使われているレールは光を反射して輝くからだ。

そういえば、このレールは光っているし、錆びていない。
なぜだろうか。
ひょっとして、まだ使われているのだろうか?
不思議だ。



今日は雲まで妖しい。
月がちょろちょろと下界を覗くのだが、
私が写真を撮ろうとすると隠れてしまう。
ずーっと月が出るのを待っていたが、ここまでだった。



この場所は、京急とJR東海道線・京浜東北線に挟まれた中州なので、
騒々しいはずなのだが、なぜだか静寂が支配している。




ようやく離れる決心がつき、JR側へ渡った。
踏切がでこぼこしているので、車の下部があたった傷が残っている。
JRは1067mmなので、この踏み切りには3種類のゲージがあることになる。




線路の反対側は丘になっている。
名門進学校の浅野中学、高校の広大な敷地がある。
浅野学園は言わずと知れた浅野財閥の学校で、丸紅も太平洋セメントも浅野グループだ。京浜工業地帯を作った会社だ。
この丘からは、その工業地帯が一望に見える。

臨港バスも浅野グループの会社である。




新子安の歩道橋には驚いた。
複雑怪奇で、迷路のような歩道橋である。
そして長大だ。
京急とJRの駅間に立ってみることをお勧めする。
行き先に辿りつけないので。



さて、話は続く。
京急の新子安から普通電車に乗り、品川方面に向う。
進行方向の左側に目を凝らす。
さきほどのレールを電車から確認できるのかが気になっていたからだ。
普通電車とはいえ京急だ。
次の生麦駅までは相当の距離もあり、ほぼ直線だ。
ぐんぐん加速していく。
あっという間に90kmは超えただろうか、例の場所に差し掛かる。

私はその光景を見てドキッとした。
ヘロヘロの線路のある路地を自転車に乗った小学生ぐらいの
髪の短い子供がゆっくり走っている。
時間は22時をまわっている。
私が撮影をしていた1時間強の間に人っ子ひとり通らなかった場所。
あの小学生は、あの路地の主なのか。
そもそも本当に小学生が居たのか?
私の思い違いか、私にしか見えなかったのか・・・
もしよかったら、皆さんにも訪問してもらい確認して欲しいのだ。



(新子安の怪、おわり)


SONY α900、17-35mm/F2.8-4.0(D)


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