写真を語ろう from niigata

写真展や撮影会など、写真やカメラについて

保健室の壁

2007-10-05 22:25:43 | Weblog
中学校の息子が体調を崩した旨、学校から連絡があり、迎えにいった。熱中症に腹痛、けがと頻繁に保健室にお世話になる息子である。保健室に行くとベットの横の壁に貼ってある写真に目が留まる。牛腸茂雄のモノクロ写真である。今の中学は、いじめや不登校となにかと問題が多いと聞くが、保健室の癒しに牛腸茂雄とは、養護の先生のセンスに感心した。

牛腸茂雄といえば、新潟市加茂市出身、すばらしい写真集「SELF AND ATHERS」で知られる写真家だった。生きていれば60歳くらいの団塊の世代だが、病弱で30代半ばで無くなっている。2004年には、新潟市美術館で開かれた回顧展ではカラー写真も展示されていたことを思い出す。30年前の写真が、今の中学生にどう見えているのだろうか聞いてみたい。
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自画自賛

2007-10-03 22:05:02 | Weblog
ティー&ギャラリー「パレット」に自画自賛写真展を見に行く。××会、△△クラブ写真展といった名称のクラブ展が一般的であるが、自画自賛とはなかなかユニーク。写真そのものは、オーソドックスな写真展だった。

 隣の喫茶店では、松岡さんが、なにやら写真を観ながら、作業中。早速、何をしているのか聞いてみた。今度、アマチュアカメラマンが、自分の写真歴の区切りとして個展を開くのを手伝っているとのこと。キャビネ版にびっしりプリント指示を書いたものと、大伸ばしした写真を見比べていたのだ。
自分は、ポジをプリントするとき、せいぜい「明るめに」とか、「暗めに質感重視」とかお願いする程度で、ラボまかせである。出来が悪いと自分のだしたポジフィルムせいだとあきらめている。
しかし、ひとさまに観てもらうに足る作品づくりは、プリントの出来にまできちんとこだわる姿勢が大切なのだろう。
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