チャー君の介護日記

25歳の元♂老猫チャー君の介護実録
ブログ内検索=2011/10/27 10/29 10/30 10/31に掲載

まさか発作が・・!part2

2010-06-10 | 日記
★その後
チャー君は1時間ほど眠り、歩いてトイレへ!
やってくれましたぁ~!親指大の中サイズウン〇1個!!しかもスンナリと!

発作で体力を相当消耗しているにも関らず、起き上がるのに何度もふらふらし脚に力が入らず倒れまた起き上がるのを2,3回繰り返し、やっとやっと起き上がり、歩いてトイレへ。
もちろん歩くという行為さえチャー君にとっては大変なものです。

普通の健康な猫ならチャーベッドからトイレまでは10秒以内で行けます。しかし最近のチャー君は脚の運びが悪く、脚を引きずって歩いているのですが、発作後ということもあり、脚が前に運べなく前後の運びもちぐはぐで。。
何度もよろけ、倒れ、起き上がりながら、約5分ほどでやっとトイレへ到着。
そこで最初に書いたようなウン〇を!

もちろん踏ん張るときは身体の支えを手伝いました。
トイレの後、お風呂に汲んである水道水を飲み、よろけながらやっとこさベッドへ。熟睡です!
(日田水を洗面器に汲んで横においていましたが、飲まず!頑固です。。) 

発作が起きた日中は、今までにも増して脚の運びが悪く、頭で前に進んでいるつもりでも脚が前に動かず、猫脚の形にならず。
例えていうなら、(*)一歩踏み出すのに今身体にある全エネルギーが必要なくらいの重いおもりをつけて歩いているような、そんな脚の運びです。
熟睡した後お昼近くになりお腹が減って、ペースト状のサンマ半身を完食です!
食事の後、健康(臭い)なオシッコも出て、また暖かなベッドへ戻り爆睡!

★発作の前兆
1、1週間くらい前から、極端に脚の運びが悪くなっているときがあった。(*)のような歩き。
2、そのため、よろけながら歩いて物にぶつかったり。
3、食事をまったく摂らない日があった。※前の日に大量に食べたからと判断していましたが。。
4、食事以外、ベッドから出ることがなかった日が数日あった。
5、10日ほど前と2日前ニャゲロをした。
6、昨日(6/8)、一昨日(6/7)雄叫びをしなかった。
7、同じく一週間前からいつも帰宅するとダッコというのに、ずっとベッドで眠っていた。
8、低気圧が近づいたとき、夕立的なとき、雨が降る前後目が見えなくなっていた。
9、口をクチャクチャすることが多くなっていた。※歯石との関係かもしれませんが、回数が多くなっていました。

★今回の発作の原因
1、低気圧が近くにあり気圧の谷が通過していた。
2、ママの風邪と召使さんの帰宅が遅いこともありマッサージとグルーミングを毎日ではなく交互にしていた。
3、チャー君が飲む水を全て「日田水」に変えようと、いつもお風呂場で飲んでいる洗面器に入った水道水を変え、お風呂のドアを閉めて、食事の側に「日田水」を置いていた。
そのため、頑固なチャー君はお風呂で水を飲めないため、8日夜中~9日朝にかけて水を飲んでいなかった。
4、最大の原因=ママと召使さんの油断です!!
5、ここ1週間、チャー君は、ママ、召使さんとあまり話をしてなく、ダッコの要求もなくスキンシップが少なくなっていた。

★反省
・水は、水道水でも発作がでなければOK!無理に水を変える様なことをしません!前兆をよく見ていたら判ることです!
・脚の運びが悪くなっているときは、やはり雨に関係していました。
・目が見えなくなっていたときは、ビール酵母がなかったら発作が起きていたときです。
・ママ、召使さんは病気なんて言ってられません!チャー君第一です!

ビール酵母、酵素に頼りすぎていました。
ママの病気に併せ、召使さんの帰宅が遅いので、限られた時間でチャー君が元気ということもあり、グルーミングとマッサージをサボっていた感が。
最近ではテリトリを主張するような元気さがあり。。油断していました。
思えば去年の4月下旬以降、低気圧が通過する2,3週間おきに激しい発作がおきていました。
これから梅雨本番。去年のようなつらい思いをしなくていいように更に細心の注意を払わなくては!!

2月以前の発作のときのような「ギャーッ」と叫びながら痙攣し、飛び上がったり壁にぶち当たったりするような激しさはなくなりましたが、今回の発作の最中、頭が痙攣しているチャー君に酸素を与えながら、これで最期?という思いが。。
しかし、夜になり食欲も旺盛になりジュリアトと鶏のミックスをお皿を全部平らげ、サンマを丸一匹完食。
以前までの発作と比較すると、今回は本当に軽く、これもビール酵母のお陰です。

ママは風邪がやっと治りかけていましたが、下着まで汗びっしょりになりチャー君の発作と格闘していたので、今日はまた寒気がし、喉と手の平が痛いです・・・・気合で治さなくては!

発作さえなければ、元気なチャー君です!!
またママと召使さんの元に帰ってきてくれてありがとう
チャーベッドの掃除のため、一時避難しているチャー君。

まさか発作が・・!partⅠ

2010-06-09 | 日記
恐れていた発作がまた!

★時間/天気
2010年6月9日 AM7:00数分前
曇り時々雨 関東付近に低気圧が近づいていて気圧の谷が通過

★発作初期
ママは朝早くから動いていて、少し横になるため布団で覚醒していたときです。
チャー君は食事か水を飲みに行きガタガタ、ガッチャーンと音がして。
最初チャー君が自分の食器につまずいたのかと。。
(最近、脚の運びが極端に悪くなってきていましたのでまたかと・・)
急いで起きてみると、倒れて発作が起きているチャー君が!

★発作状況
1、チャー君は横になったまま前後の脚を激しくばたつかせ頭を左右に振っています。
最近は起き上がるのも時間がかかるのに、発作で起き上がろうとしています。
これは、発作の初期段階で、このときにしっかり抑え呼吸を整えさせないと発作がますます激しくなり。
2、背中を片手で押さえ、もう片方の手で背中(首と肩甲骨の交差した少し下)をたたき、酸素ボンベを口に持って行き吸わせ、背中をたたき、酸素を吸わせ、たたきを繰り返し、時間にしたら5分くらいでしょうか。
※酸素を吸わせるときは、頭が左右に激しく動いているので、足で身体を押さえて片手で頭を固定、酸素を吸わせます。
3、チャー君は少し落ち着いたのかまたは苦しいのか、犬の遠吠えのような鳴き声を3,4回上げ。
4、繰り返しの効果で前後の脚をばたつかせる、頭を激しく左右にふるのが治まってきました。
5、口からヨダレが出ていて床がベトベトに。
6、お腹を見るとまだ呼吸が荒く、また発作がぶり返すような状況。
7、ぶり返し防止のため心臓のところを一定リズムで押し揉みながら、背中を軽くたたき、酸素を吸わせ、たたき、押し揉み、吸わせる、その繰り返しの処置で何とか治まりました。

★発作後の対処
1、前回の発作のときのような意識が無いということは無く、発作が治まってからもチャー君はしっかり目を開け周りを見渡していました。(おそらく発作で一時的に目が見えなくなっているだろうと)
2、脚を触ると氷のように冷たく、ヨダレと失禁のため、身体半分顔からお尻にかけ全て濡れているので、身体をこれ以上冷やさないためにタオルで簡単に拭き、とにかくチャーベッドのコタツへ!
3、チャーベッドに入って初めはまだ呼吸が荒く苦しいのか横になれず、しかし、身体は起きてられず、こんなときはぬいぐるみのピンキーちゃんがチャー君のお手伝いを。胸から上をピンキーちゃんに預け、ぐったりした様子のチャー君。
4、発作のぶり返し防止で水を飲ませようとしたが、受け付けず。
5、片手でチャー君の心臓付近をマッサージしながら、発作で生じた帯電を解消するために身体全体を撫でる。
6、次に頭の耳の間から額全体をマッサージ。
(この部分は猫に生き物にとって重要なツボがあり、友人から聞いた話では、ここにお灸を好んでする猫もいるそうです。また、この部分は心臓と直結しているそうです)
7、やっと呼吸も落ち着いたので、「しらべ」をスポイドで飲ませ、水もついで飲ませる。

身体も温まり、チャー君も疲れて寝入り。
ママも眠い。気づいたら汗で体中がびっしょりに。手の平も痛く。。

***** to be continued *****


チャー君の介護日記

2011年7月10日に25歳で天国へ逝ったチャー君。 このブログは、2009年5月3日=Xデーから3年あまりの介護の実録です。痙攣発作から雄叫びができるまで回復したチャー君のミラクルの軌跡です。