透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

神仙沼へ

2020-10-16 22:16:21 | 日記

晴れ時々雨。最低気温1.8℃、最高気温12.3℃。

神仙沼

レストハウス

共和町の神仙沼へ。この沼はニセコ山系の湖沼の中で最も美しいと言われ、その神秘的な佇まいから神々や仙人が住んでいるようだとのことから名付けられたそうです。

この地へ通じるニセコパノラマラインは10月25日までの開通で、10月26日からは閉鎖とのこと。

雪の便りも届き始めたので、六年ぶりにもう一度この眼で見ておきたいと思い、出かけてきました。

パノラマラインの途中までは紅葉の中、神仙沼と周辺の自然休養林では季節が少し進んでいて晩秋の趣。その海抜750m以上の高原に位置する神仙沼自然休養林を頭を空にしてゆっくり散策してきました。

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旭岳では積雪・百合が原公園では

2020-10-15 20:15:26 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温5.2℃、最高気温11.7℃。

金木犀

北海道新聞本日付け夕刊

今日は庭の片付けをし、紫の舞やレモンバウム、アップルミントなどのハーブを植木鉢に移植して室内に入れました。当地では明日、霜の予報がでていたので駆け込み切った感じです。

出かけた先の百合が原公園の金木犀は良い香りで、コスモス、ダリアは満開でした。ダリアは約150種類が咲き誇り、冬の寒さから球根を守るため霜が降りる前に掘り上げる予定で18日までの鑑賞となるそうです。

旭岳では2㎝の積雪があったと夕方の民放テレビで伝えていました。いよいよ、雪の便りが本格的に届き始めました。

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野幌森林公園・ふれあいコースの紅葉始まる

2020-10-14 20:27:55 | 日記

晴れ時々雨。最低気温4.1℃、最高気温16.3℃。

今日は義母の定期健診日。スムーズに諸検査を終え、お医者さまの診断もいつも通りで義母もホッとしていました。

夕方近くに野幌森林公園・ふれあいコースを散歩。急に涼しさを通り越して寒くなり、少し厚めのジャンパーを羽織ることに。天気予報では今夜から明日にかけて、峠や山間部などで雪になるとのこと。

先ほど、ストーブのスィッチを入れたところです。

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「 第4回北海道本の世界子ども陶芸展」へ

2020-10-13 19:19:43 | 日記

曇り時々雨のち晴れ。最低気温8.9℃、最高気温18.4℃。

北海道新聞本日付け日刊紙

最優秀賞 「とびだすましろ」 『ましろとカラス』(ふくざわゆみこ作)を読んで

優秀賞「かんたともんもんびゃっこのまわとび」『めっきらもっきらおんどん』(長谷川摂子作/ふりやなな画)を読んで

優秀賞「ねずみばあさん」『おしいれのぼうけん』(ふるたたるひ・たばたせいいち作)

北海道開拓の村のビジターセンター2階で北海道子ども陶芸展が開催されています。

今年は第4回目。主催は江別市内のNPO法人「風の村学舎(金井正治代表)」で創造性と感性を育てるのが目的とのこと。札幌や「絵本のまち」の上川管内剣淵町、岩手県などの園児・児童から応募があったそうです。

入賞作35点を含む全応募作185点が会場に並んでいました。

本を読んで、感想文を書くというのが定番のところ、本から受けたインスピレーションを陶芸で表現するという試みが素晴らしいと思います。ユニークな作品に目を見張ることが度々でした。

全国で唯一という「北海道本の世界 子ども陶芸展」の取り組みがこれからも長く続いてほしい願っています。

作品を見終えて表に出ると、紅葉が進み始めた開拓の村に運行中の馬車鉄道が走っていきました。

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森林公園散策と斎藤茂太さんの本

2020-10-12 19:45:09 | 日記

曇り時々雨。最低気温11.7℃、最高気温20.6℃。

自然ふれあい交流館

山ぶどう

 午後から雨の予報がでていたので、午前の遅い時間に野幌森林公園を散策。

 大沢口付近から強い風が吹き始め、右肩を軽く叩かれた気がしました。見ると、30cm以上ある小枝が落ちていました。風に飛ばされてきたようです。危険を感じたので、引き返すことにしました。

 午後からは予想通りの雨。一雨ごとに気温が下がるこの時期に紅葉も一気に進むことでしょう。

 我家に戻り、『いい言葉はいい人生をつくる』(斎藤茂太著)を久しぶりに手に取ってみました。

「優しい言葉は、たとえ簡単な言葉でも、ずっとずっと心にこだまする。」(マザー・テレサ)

 このテレサさんの言葉に、「ありがとう」を多く言うとストレスが少なくなると、茂田さんは解説しています。

 コロナ禍で会う人が限られ、自覚のないストレスが降り積もっているかもしれません。だからこそ「ありがとう」を言える場面があれば、出し惜しみしないでおこうかなと・・・・。 

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野幌森林公園・ふれあいコースから百年記念塔へ

2020-10-11 19:38:33 | 日記

晴れ。最低気温10.3℃、最高気温20.5℃。

埋蔵文化財センター

ふれあい橋

大沢口

 穏やかな秋の一日でした。午後から野幌森林公園を散策。

 少しずつ、秋の色に染まっていく森の中からトントンと啄木鳥の穿ちのような音がかすかに聞こえました。しばし、立ち止まって辺りに目を凝らしたのですが、音の主を見つけることはできませんでした。

 それでも、森の中には桂の良い香りがたちこめ、秋の日差しに陰影を帯びた白樺の白が際立って見えたりも。

 歩いているうちにぼんやりしていた五感のセンサーが働きだし、次第に頭の中の霧が晴れていくような・・・。それは森林浴効果の賜物だったのかもしれません。だとしたら、たいそう有難いことです。

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「宮竹眞澄・創作人形展」へ

2020-10-10 20:14:11 | 日記

晴れ一時雨。最低気温2.4℃、最高気温18.8℃。

 昨日、今日と最低気温が低めとなり、近くの南町公園の桜の木が赤く染まってきました。

 そのような秋めく午後、江別市セラミックアートセンターにて開催中の「宮竹眞澄・創作人形展」へ。「あったかい人々の団欒、そんな人形を作りたい」との思いをこめた宮竹眞澄氏による「心のふる里人形展」はこの度、通算第110回目を迎えるそうです。

 会場内には61作品177体の人形が展示されていました。圧倒的に笑顔の人形たちが多かったのですが、その中には辛さや悲しさを乗り越えた強さゆえの笑顔もあったかと。

 コロナ禍の中にあっての癒しの世界、そんな気がした宮竹眞澄氏の創作人形展でした。

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北海道開拓の村をミニブラ散策

2020-10-09 20:18:50 | 日記

晴れ。最低気温1.5 ℃、最高気温17.5℃。

旧札幌停車場

旧開拓使札幌本庁舎

旧有島家住宅

リンゴ 旧菊田家農家住宅横

旧菊田家農家住宅

開拓の村の馬車鉄道 

 好天に恵まれた本日、ボランティア同期の面々と村内をミニブラ散策してきました。

 市街地群から漁村群の旧青山漁家住宅から旧秋山家漁家住宅と海に見立てた池を巡り農村群へ。農村群のソーケシュオマベツ駅逓所から旧岩間家農家住宅、旧樋口家農家住宅、旧小川家酪農畜舎、旧菊田家農家住宅まで足を運び、旧信濃神社から体験学習棟横を通り、開拓の村食堂へ。

 ランチタイムをソーシャルディスタンスで過ごした後、解散。

 時間(とき)をさかのぼり、待ち合わせ時刻より数十分早めに着いた私は、村人登録している旧有島家住宅へ直行。先日、植えたコスモスが根付いたかを確かめるためでした。残念なことに、コスモスは全滅。咲いていたのはケイトウのみです。この時期、有島家の庭にコスモスが咲いたことがあり、それはたいそう良い雰囲気だったと記憶しています。

 今さらですが、コスモスには雑草並に丈夫だと思っていたことを深くお詫びします・・・。

 それはともかく、風もなく柔らかな秋の日差しの中を仲間と歩くのは楽しく、一昨年のボランティア初年度のことが懐かしくも遠いことのように思われたのでした。

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八田美津創作人形展「ふるさとの風をはこぶ」へ

2020-10-08 21:28:15 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温6.6℃、最高気温17.3℃。

 道の駅石狩「あいろーど厚田」にて開催中の八田美津創作人形展「ふるさとの風を運ぶ」を見てきました。戦後まもなくの頃までの浜益の暮らしぶりを表現したそうで、人形たちの姿からは作者の浜益への愛が溢れ出ていました。

 この度は約100体に及ぶ、最大規模の展示となったそうです。ニシン漁、お米などの収穫までの様子、造材仕事、郵便配達、消防の出初式の他に、子どもたちの遊びや家族団らん、結婚式の様子など多岐にわたる人形たちの豊かな表情に魅せられました。

 小道具は元浜益小学校校長の石黒隆一氏(石狩市郷土研究会事務局長・64歳)が手掛け、八田さんの次女(52歳)・美子さんが浜益弁のセリフを人形に添えたとのこと。

 特に念入りに見ることになったのは鰊漁の場面です。もっこで運ばれてから鰊粕になるまでの作業行程がリアルに表現されていて、勉強になりました。

 愛しくもあり切なくもありの、北海道の開拓の頃から戦後まもなくまでの人々の暮らしぶりが、人形や小道具からしみじみ伝わってくる味わい深い作品展でした。

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北海道の短い秋に

2020-10-07 20:10:40 | 日記

曇り時々雨時々晴れ。最低気温6.5℃、最高気温17.6℃。

練習の甲斐があって、習い事の出来具合は上々でした。先生から嬉しいお言葉も頂け、心に翼が生えたかのようです。

 足取りも軽く、大沢口から自然ふれあい交流館前を経由するふれあいコースを散策。

 青空にふんわり浮かんだ白い雲も芒ものんびりモード。ナナカマドの実は赤くつややかです。

 昨日は桜木紫乃さんの『ラブレス』を一気読みし、今日はこれから小檜山博さんのエッセー集・『人生という夢』を繰ろうと・・・。北海道の短い秋の夜長に読書も良いなと思っているところです。

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「光でできたパイプオルガン」

2020-10-06 20:36:13 | 日記

曇り時々雨時々晴れ。最低気温9.9℃、最高気温17.1℃。

 義父の病院へ義母と義妹とお見舞いに出かけた帰りの車窓からです。

 「天使の梯子」と呼ばれる光の矢の束が空から降りそそいでいました。宮沢賢治さんは「光でできたパイプオルガン」と粋な名称で綴っています。

 その美しいスポットライトのような光の中に百年記念塔の姿がありました。

 振り返れば、2018年12月21日にもこのタイトルでブログを書いています。→それはこちらから

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キノコとシュウメイギクのこと

2020-10-05 19:51:28 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温11.9℃、最高気温21.3℃。

 上の写真のキノコは手の平サイズで、道立図書館へ向かう途中の空き地で見つけたものです。この他に松の木を中心に同心円を描くように様々な形をしたキノコが生えていました。

 秋が深まりつつあるこの時期、外で咲いている花の種類は限られてきます。その中でも、ご近所の庭で存在感を発揮しているのはシュウメイギクでしょうか。コスモスは花の最盛期を過ぎたようで、目下、次世代へ命を繋ぐ種子作り中です。

 住宅街を歩いていると、庭の片付けを始めたところが数軒ありました。雪の降らないうちに、我家もすっきりさせたいものです。

 なんにせよ、締め切りがあるのは悪いことではないなと・・・・。

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「北海道のカルタ」と「古典の世界へタイムスリップ」展

2020-10-04 16:19:16 | 日記

晴れのち曇りのち雨。最低気温10.0℃、最高気温18.6℃。

 北海道立図書館へ。途中、松の木の下にキノコが生えていて、宮沢賢治さんの世界を思い浮かべてしまいました。「ドッテコドッテコ」と変な楽隊のようにも・・・。

 館内では北方資料展示コーナーが、新しく「北海道のカルタ」を展示していました。「江別のカルタ」では林木育種場旧庁舎や国内三番目に開通した幌内鉄道など、聞き覚えのある名前を目にしてがぜん興味を惹かれました。

 「古典の世界へタイムスリップ」コーナーでは王朝文学など、目でも楽しめそうな資料がまとめて展示されています。11月1日は「古典の日」とか。2012年の「古典の日に関する法律」により日本の記念日として制定されたそうです。一説に世界最古の文学作品ともいわれている『源氏物語』に触れてみるのも良いかなと。

 図書館へ出かけた帰りは、いつもほんのりと心に灯りが灯ります。

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北海道百年記念塔と北海道博物館

2020-10-03 20:04:11 | 日記

雨時々晴れ時々曇り。最低気温15.4℃、最高気温21.2℃。

北海道博物館

 

 朝方降っていた雨が上がり、お昼頃には青空が広がる好天となりました。

 12時半過ぎに我家を出て、北海道埋蔵文化財センターからふれあいコースに入り、北海道百年記念塔へ。澄んだ青空と白い雲を背景に立つ百年記念塔が凛々しく見えました。

 そこから徒歩十分ほどの北海道博物館へ。北海道の開拓の頃やアイヌの文化と歴史のコーナーに特に時間を割きました。

 帰りは森林公園の瑞穂連絡線・中央線を通り大沢口へ。

 初秋の森には穏やかな陽が射しこみ、雨に洗われた爽やかな空気が流れていました。

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「ムーミン展」を見に札幌芸術の森美術館へ

2020-10-02 18:59:34 | 日記

曇り時々晴れ時々雨。最低気温13.0℃、最高気温19.2℃。

ムーミン展のチケット

ムーミン展のチラシ

 本当に久しぶりに札幌芸術の森美術館へ足を運んできました。

 9月12日から開催している「ムーミン展」を見るためです。約500点の作品をゆっくり味わいながら目に収めてきました。

 ムーミンの生みの親のトーベ・ヤンソンさんは、1914年にフィンランドのヘルシンキで生まれ、1966年には 国際アンデルセン賞を受賞。2001年に86歳で死去しています。父親は彫刻家で母親は挿絵画家でした。

 ムーミン・トロールはどうして生まれたのかという問いに、彼女は二つのエピソードを挙げています。

 1つ目は名前の由来についてで、16 歳の時におじさんが「ガス台の後ろにはムーミン・トロールという生き物がいるぞ。こいつらは首筋に息を吹きかけるんだ。」と言ったことから。

 2つ目は弟のペル・ウロフとけんかをした時、群島地域の家の野外トイレに描いた、怒った顔をした鼻の大きな生き物「スノーク」からです。鼻の大きな生き物は1930~40年代の水彩画にも黒い姿で登場しています。この生き物はやがて体の色を白に変え、トーベやシグネ(母親)が表紙や挿絵を手掛けたスウェーデン語系フィンランド人による風刺雑誌「ガルム」のイラストの片隅にも現れるようになります。そして、1945年の「小さなトロールと大きな洪水」の「ムーミン・トロール」として登場することになるのです。

 500点におよぶ作品が展示された「ムーミン展」は、挿絵や表紙絵、解説文や写真なども含めて見ごたえのあるものでした。その中でも、風刺雑誌「ガルム」に掲載された挿絵と添えられた文、その訳と意訳に興味を惹かれました。意訳(かみ砕いた内容)を読み終えた後にこみあげる笑いを押し殺した作品もいくつか。ユーモアのセンスが光る作品が多かったです。

そのうちの一例を。

「ママ、私はいつ生まれたの?」

「真夜中によ、娘や」

「私、起きていて良かったの?」

 我家に戻り、見上げた空には虹のアーチがかかっていました。良いことの兆しといわれる虹を皆様に・・・・・・。

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