透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

北海道立文書館での気になる展示と新北のうた暦

2023-03-12 20:58:03 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温−4.7℃、最高気温3.9℃。

北海道開拓使長官黒田清隆や開拓使麦酒製造所を設立した村橋久成の印影(押印のあと)が展示されていて、とても興味深かったです。

さらに、開拓使によって敷設された幌内鉄道についての解説には試運転された当時の機関車弁慶号の写真が掲載されていました。写真が物語る力は当時から注目されていたことでしょう。しかも、拡大してもピントが合っているという写真技術などの性能の良さにも驚いてしまいました。

午後からは野幌森林公園へ。雪解けがさらに進み、バッコヤナギの芽が膨らんでいます。

そして、本日の新北のうた暦では網走のモヨロ貝塚一帯の湾に寄せられた流氷の姿が詠まれています。

はるかかなたからやってくる流氷が軋む夜に作者は何を感じ、何を思ったのでしょうか。

流氷を身近に見続ける中で生まれたこの句を解説を読みながら、味わうことにします。


ところで、モヨロ貝塚とは何でしょう。恐縮ですがネットからまるごとお借りしてここにアップさせて頂くことにします。

モヨロ貝塚とは? 北海道網走市の網走川河口にある、8世紀頃のオホーツク文化を代表する遺跡です。

モヨロとは、アイヌ語で「入江の内・入江内の場所」という意味で、貝塚の発見された場所を、アイヌの人たちがモヨロ・コタンと呼んでいたのです。 モヨロ貝塚遺跡は、アマチュア考古学研究家米村喜男衛(よねむらきおえ)が1913(大正2)年に発見した遺跡で、縄文文化ともアイヌ文化とも異なるオホーツク文化の遺跡です。


それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

コメント
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