透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

空の青さが美しく見えるときは

2017-11-06 15:38:29 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温3.1℃、最高気温16.4℃。

 小春日和の穏やかな一日。
 数年前のこと。NHK教育テレビで「虐待」をテーマにした番組が放映されていました。

 その中で子どもの頃、母親からひどい虐待を受けたとういう(フィルターがかかっていて、声も変えてあり、年齢は定かではないが)20代くらいの女性が語っていました。

 その女性は冬の寒い日にドアに鍵をかけられて家の中に入れず、外でずーっと過ごしたそうです。その時の夜空の星がとてもきれいだったことや雪の降る日にはその雪があまりにきれいに見えたこと、また、あるときは空の青さが目にやきつくほど美しくて、そういうことにずいぶん助けられたと語っていました。その時の星や雪や青空には今でも感謝していると。
 自然の力って凄いなと思いました。災害などで痛手をうけることもあるのですが、一方でこうした心惹かれる場面をいくつも用意してくれているのですから。
 
 そういえば誰かが言っていました。心が悲しいときにはよりいっそう空の青さが美しく見えると・・・。それは限りなく真実に近いことだと思います。

コメント
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