透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

節分で形だけ冬とお別れ

2016-02-03 20:29:10 | 日記

晴れ。最低気温-8.9℃、最高気温-2.4℃。

散歩の途中、民家の庭先の木に雀が身を寄せていました。体の向きもそれぞれで、空と枝と雀のバランスがいい感じです。自然の為せる采配は面白いものだと思いました。

さて、今日は節分です。災いを遠ざけるために豆まきをしたり、恵方巻きをほおばったりと私たちは涙ぐましいイベントを試みて、ささやかな幸せを人知の及ばない世界へ発信し、ひたすら願うのです。昔からの季節の見送り方や迎え方には意味があり、丁寧で心を通わせる所作となっているように思います。

我家では恵方巻きは一口サイズにして頂き、「節分豆」はまくというよりは床にさっと置いて、ぱくっと口に運んでみました。心を通わす時間を短縮してしまい、御利益はあるのかないのか。こんな風ではありますが、大寒の最後の日を見送り、明日の立春を待ちます。                 

 

                                 

                                                                  《朝焼け 7:00(-19.2℃)》

               

                                       《雀たち 14:28》

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする