透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

『あかいろの童話集』

2014-11-17 19:20:51 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-1.1℃、最高気温5.1℃。

『アンドルー・ラング世界童話集』の第2巻『あかいろの童話集』を読み終える。魔女や巨人、妖精などが登場し、主人公は自力でというよりは周りの人々の力を借りえることができて目的を遂げていく。そのためには自身が勇気と善良さと知恵を携えていることが最低限度必要かと。しかし、この童話集で怖いとされるもろもろの者(物)よりも怖いものが人間の手で作られてしまっているのではと思った。それは、ぞっとするほど空恐ろしい。

                                                         

 

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