UPMは、いろいろな医療心理系学会が集まった組織です。
毎回大会では、症例を呈示し、複数の学会代表がコメントするという面白い企画があります。
今回の症例は、がん患者さんのAさん。
母親を看取り、妻に先立たれ、しかも自分も癌に冒されるという患者さん。
半年の命と宣告した血液内科の医者を離れ、司会役を務めるドクターのもので6年生存を果たし、しかも元気という74歳の男性が症例です。
途中で84歳の自分でも癌を抱える医師のコメントも挿入される展開。
健康心理学会からは大木桃代先生がコメンテーターとして発言をなさっていました。
そのほか、行動療法学会、カウンセリング学会、交流分析学会からの代表もコメンテーターに。
「無理して闘病などしない、あるがまま、生かされている」がキーワードのような展開。
医師を信頼し、病気のことは医師に任せることの大切さもキーワード。
自分の意思で、自分の生活をコントロールすることが生きる力という印象も。
たいへん勉強になったUPMでした。
今後の医療分野で働く心理の人たちはぜひこのような機会を得ておく必要があるでしょうね。
実存療法学会が主催した今回のUPM。
学会の特色が色濃く出たいい集いとなりました。
2010/10/10・記
毎回大会では、症例を呈示し、複数の学会代表がコメントするという面白い企画があります。
今回の症例は、がん患者さんのAさん。
母親を看取り、妻に先立たれ、しかも自分も癌に冒されるという患者さん。
半年の命と宣告した血液内科の医者を離れ、司会役を務めるドクターのもので6年生存を果たし、しかも元気という74歳の男性が症例です。
途中で84歳の自分でも癌を抱える医師のコメントも挿入される展開。
健康心理学会からは大木桃代先生がコメンテーターとして発言をなさっていました。
そのほか、行動療法学会、カウンセリング学会、交流分析学会からの代表もコメンテーターに。
「無理して闘病などしない、あるがまま、生かされている」がキーワードのような展開。
医師を信頼し、病気のことは医師に任せることの大切さもキーワード。
自分の意思で、自分の生活をコントロールすることが生きる力という印象も。
たいへん勉強になったUPMでした。
今後の医療分野で働く心理の人たちはぜひこのような機会を得ておく必要があるでしょうね。
実存療法学会が主催した今回のUPM。
学会の特色が色濃く出たいい集いとなりました。
2010/10/10・記
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