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心理学概論14:社会心理学

2010-07-26 14:03:35 | Weblog
本日開講の心理学概論で使用した資料です。

東大のサイトからDLした、平均顔をつかった実験をしましたね。

プロレスラーって、だいたいわかりましたね。

研究者顔というのがむつかしかったようです。

銀行員も女性をイメージした人がやけに多かったようですが、銀行に勤めているのは窓口にいる女性だけではありません。

社会心理学というからには、一人のこころの世界を科学するのじゃなくて、二人以上の関係をどう認知し、態度をつくり、働きかけるかが大切。

今日はそのなかでも、人をどうわたしたちは認知しているのかを勉強しました。

セルフself=自己

といいかえるとわかりづらくなるかもしれないんですが、自覚し考えているあなた自身があなた自身のことを自己というわけです。

一人の人間が自分のことをかんがえるとき、自己を考える。

一人の人間が自分のことを他人にどう示したいか、どう働きかけたいかと考えるとき、社会心理学が生まれます。

一人の人間が、別の人に対してどのような印象を与えるか、どうしたら効率よくいいイメージを与えることができるか。そんなことも、学びましたね。

態度をどう作るか、変容させるかについてのABXモデルやバランス理論は50年も前の話題ではありますが、今でも通用する社会心理学理論です。

人間関係に悩んだとき、あなたをA、別の人をBとして、二人の関係を大切にしたいとおもったとき、第三のXさんへの態度がきまります。

バランス理論に似たものが、フェスティンガーの認知的不協和理論。

タバコをやめたいけどやめられない人がいたとして、この理論を用いて、どうしたらやめることができるか考えてみてください。

来週はいよいよまとめ。再来週は試験。がんばってノート整理しましょう。

2010/7/26・記


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