桜はなぜいい？

枝っぷりのいい桜はロングで撮るに限ります。

近づいてみると、ほんの小さな花びらの集まり。

一つ一つは小さいんだけれど、一本の枝に100近く集まり、そして何本もの枝が撓わとなる。

そんな木が何本も連なる風情、いいですね。

日本人の心性（メンタリティ）として、桜が好まれるのは、こうした個の集まり、集団へのこだわりでしょうか。

そして一気に咲き、散る。


神戸女学院から乗ったタクシーの運転手さんとの会話。

私「この雨、せっかくの桜がだいなしにならないかね。」

運転手さん「大丈夫ですよ、これくらいの雨なら。」

私「桜はぱっとさいて、ぱっと散るからいいですね。」

運転手さん「いつまでも咲いていたら桜じゃないもんね。」

私「遺伝子操作で、長く咲き続ける品種が出てもおかしくないけどね。」

運転手さん「それじゃ、情緒がないね。熱与えたら咲くし、冷やしたらとまるんだって。」

私「うまく操作できたらいいね。スイッチ入れたら咲きはじめて、切ったら留まるようにするといつまでも咲いている。」

運転手さん「まるでLEDだね。桜ルミナリエか。」

私「ボタンで桜の開花を制御する、桜ボタンというのはどう？」

運転手さん「桜か牡丹かわからないね。」


こんな陽気な会話ができるタクシーの運転手さんでよかった。雨だったけど、いい桜日よりだった。

2012/04/12・記

見事な枝っぷりでしょ

今日、光明池でお仕事。

桜が満開なので、駅を降りて仕事場への道、気持ちよく歩いてた。

どの桜も立派なんだけど、この桜、すごいとおもった。

線路の土手に植えられた一連の桜なんですが、枝っぷりが立派。

十年もたったら、すごい木に育つだろうと一枚i-phoneで撮影。

十年後みられるかしら？


2012/04/12・記