“素のままで”花と話して、和花に惹かれて

足元に楚々と咲いてる花が好き、お花も私をいつも見てる。
ちゃんと向き合わないと怒るし、泣くし、家出もする。

ねじばな、アロエが咲きました。

2005-06-30 23:17:57 | “素”のまま
※今年もねじばなが咲いてくれました。
 このねじばな、施設の庭で悲鳴を上げてたんです。
 4月、庭の芝生に中で芽を出すと、いつも刈られてしまうのです。
 刈られてしまうのならともらってきたのがこの花です。
 かれこれ5,6年になるでしょうか。
 まいとしこんなに綺麗に咲いてくれるんです。


※ねじばなの本当の名前は“もじずり”この花は左巻き?でしょうか。
 逆に左巻きもちょっと違う巻き方するんです。不思議な花です。

  陸奥の 
     しのぶもじずり
          たれゆえに

   乱れそめにし
      われならなくに
              源 融(みなもとのとうる)百人一首より

 千年も前に詠まれた恋の歌にひかれる。

            

                         斑入りのアロエも元気です。
                         毎年、腰の辺りに黄色や縞々の子供がいっぱい
                         お嫁に行ったのは数知れず
                         今日も黄色の子供をいっぱい抱えて咲いてます

田舎で出会った

2005-06-30 23:12:33 | “素”のまま
※ゆうがおだと思って取ってもらったのに、朝、気がついたら
 開いてしまいました。
 朝顔なのでしょうか、それとも昼顔なのでしょうか
 
 開いていく様子をみてたらほのぼのして来ました。



             
            ※鎮守様の境内で見つけたきのこです。
             シメジの仲間、なめこの仲間?・?・?
             その日のうちに一枚描きました
             翌日は余りにも変わり果てた姿に☆*▲#ё


                             昨日のほたるぶくろ
                             少しは可憐さが伝わるかなぁ~
                             アップが出来たらいいんだけど‥‥
                             まいとし株が増えてる。いいなぁ~

 田舎で出会った花たちが歓迎をしてくれました。
 
 悪戯づきのきのこちゃんも‥‥


 ウン十年前、お世話になった小学校へ行ってきました。
 のどかさがまだ残っているのに、学校の校門は硬く閉ざされていました。
 何時でも、誰でも、自由に、を切り取ってしまったのは一体誰なのでしょうか?・?・?
 まぎれもなく、私たちなのでしょうね。こんなにも物が豊かなのにうらはらは‥‥‥
 

 子供たちが蚕を育てて、繭から糸を紡ぎ小さな布を織るそうな‥‥

 よそいきの着物が、染め替えられて子供の着物になったり、客用の布団になったり、
 綿入れ半纏や、ちゃんちゃんこになったり、何度も、何度も作り変えられて、祖母から
 母へ、母から子へ、大切に繋がれたのに、その心はもう戻ってはこないのでしょうか?

 真っ白な繭さんに会って、もう一度、母の織ってくれた手作りの着物や洋服の
 感触が伝わってきました。