新しいリコーダー奏法

吉嶺史晴によるリコーダー奏法解説ブログです。上達してゆくための全般的な考えかた・生き方のヒントについても書いています。

自動化した方が良い事とそうでない事

2019年11月19日 | 全般的な事柄
練習の目的のひとつは演奏に関する様々な事を自動的に出来るようにすることであると考えてみます。その曲のなかに出てくる様々な指使いやアーティキュレーションの順列や組み合わせを自動的に演奏できるようにすることです。

「暗譜」すると演奏に付随する様々な事を自動的に処理出来るようになるので、余力が出来ます。
その余力の分で、楽器操作以外の事、つまり表現そのものにエネルギーを振り分けることが出来るようになります。

しかしながら自動的になってしまわないほうが良い演奏上の要素もあります。

例えば音量やリズム、あるいはテンポのゆれやアーティキュレーションといった要素があまりにも自動的になってしまうとそこにはあるつまらなさが起こり得ます。

どのような要素を自動的にするべきなのか、そうでないのか、ということはその奏者の演奏技術の進展の具合や個性によって異なります。

中級者程度までの段階では演奏のなかで即興的に様々なことをその場の判断で行うのは容易ではありませんが、それでも様々な要素をなるべく自由に行える余地を残しておくのは考えかたのひとつと言えそうです。
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