新しいリコーダー奏法

吉嶺史晴によるリコーダー奏法解説ブログです。上達してゆくための全般的な考えかた・生き方のヒントについても書いています。

自分で自分にだまされてみる

2019年10月24日 | 上達の道筋
スランプ脱出のための方法

沢山あるのでここでは「自分で自分を救出する」という観点をとってみます。
具体的な方法としては
■定番の練習をやる
■定番の曲を精密に練習する
■自分の技術、知識、感性にそぐわないほどの簡単な曲をやってみる
■しばらく練習しない
■練習以外のことを積極的にやってみる
■なにか異なる楽器をやってみる
■理論的な本を読んでみる

など数え上げたら沢山ありそうです。

ここでは
■練習以外のことを積極的にやってみる、ということについて書いてみます。

私の場合は身体を動かす、ということをよくやります。

週に1回だけ卓球をやっているのですが、それが効果を上げていることを実感しています。
ただ、音楽関連のことで煮詰まっていたりすると、当然のことながら気持ちが下向きになってしまっているので、卓球もやりたくなかったりします。

別れ目はその時です。

卓球やりたくないから、やらない、という選択肢ももちろん有るのですが、そんな時には敢えて「自分で自分をだます」のです。

「だまされたつもりで」やってみるのです。

「だまされたつもり」なのでやる方は半信半疑です。

そんな時は「だます」自分と「だまされる」自分、というように自分が二人いるように意識してみます。
煮詰まっている方の自分はもう、いろんなこと(特に音楽関連のこと)が嫌になってしまっていることはもちろん、それ以外のことについても否定的だったり、なにか言い訳つけてさぼろうとしています。

そんな自分をもう一人の自分が「それでも良いからさ、とにかくだまされたと思ってさ、卓球してみようよ。もしかしたら、気持ち良いかもよ。煮詰まるのも突破できるかもしれないよ」という風に持ってゆきます。

人間の身体というのはかなり正直に出来ていることを実感します。

いったん身体を動かし始めると、目の前に飛んでくるボールのことや卓球台の向こうにいる相手の動きなどに集中し始めて、汗も出て来て、コロリと煮詰まっているのが解消されます。

卓球のない日には自分の仕事部屋にある卓球のラケット持って素振りしたりしています。
この時もひとりの自分は「素振りなんかしたってつまらん」と思っているのですが、もうひとりの自分は「まあ、だまされたと思ってさ、ちょこっとラケットでも振ってみたら」と言います。

私の場合は卓球関連のことで自分が大きく救われていることを感じます。

人によって様々な方法があるかと思います。
ここでのポイントは「自分で自分にだまされてみる」ということでした。
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