吉嶺史晴のブログ

リコーダー奏者吉嶺史晴のブログです。演奏活動ならびに鹿児島市で音楽教室を運営しています。

息のこと

2011-01-25 | リコーダー奏法
演奏する際の息の種類は2種類ある。
変化する息と変化しない息である。前者はまっすぐな音を出す際に、後者は強弱の変化を伴わせたい場合に使う。
極端に言うとこの2種類の息の組み合わせてでひとつの曲が演奏される。
ただし、変化させたくない音なのに、息がぶれてしまうとか、変化させたい音なのにまっすぐな息しか吹き込めないということではその曲の表現がそこなわれてしまう。

その曲の音楽的な状況を判断し、どのような息がふさわしいのかということを決定することが肝要である。
このような判断をまず間違いなく行えるようになるためにはリコーダーの練習だけではなく、和声、対位法、音楽史等に関する学習が不可欠である。

この点から言うならばリコーダー上達のためにはリコーダーの練習そのものはほんの部分的な役割しか担えないということになる。