7月から 始まっていた この 展覧会~
観たいなぁ~って 思って ぐずぐずしていたら、、、
18日で 終わってしまうので、 行ってきました。
観たいものは 時間を作って 観ておかないと
もう 一生 観られないかもしれない・・・と、最近 思うようになってまいりました。
横浜美術館 久しぶりです、、、家から 電車を 2回乗り換えれば
すぐ 着いてしまうのに なぜか 足が 遠のいていました。
木曜 休館日なところが 便利です!(大抵の美術館は 月曜定休なので。)
日本読みすると さい こっきょう さん。
中国生まれの 乗りにのっている 現代美術のアーティストさんです。
2008年の 北京オリンピックの 開会式の花火や 火薬を使った作品が有名です。
今回 どうしても 観たかったのは 2006年 壁撞き(Head On)です。
99匹の狼が 宙を駆け 透明な壁にぶつかり 崩れ落ちるけれど
また 壁に向かって 駆けていく 迫力ある 作品です。
子供の頃 シートン動物記の「狼王ロボ」を夢中で読み、
その頃 始まった テレビアニメ(白黒)「狼少年ケン」が 大好きだった
私は 狼 という 生き物に 弱いのです!!(好きという意味です)
この 狼達は もちろん フィギィアなのですが 一匹 一匹 表情が違い
まるで 本物の狼みたいなのです。(羊の毛皮を着色したものだそうです。)
さい さんの デッサンから 剥製のプロが 製作したものらしいのですが、、、
表情や 身体の動きが リアルで たまらなく 可愛らしいのです。
この作品を 外から 眺めるだけの 展示かと思ったら 大間違い!!
巨大な展示室の中 いっぱいに 空中浮遊している
4m×8m×32mの 作品の 中に入って 横から 下から 狼達の 姿を
じっくり 眺めながら 歩くことができるのです。
情けない顔の狼君 牙をむく狼さん 諦めちゃった顔 尾っぽ撒いちゃってる狼ちゃん
決してめげない狼君 壁や仲間に押しつぶされる狼達・・・ 凄い 迫力でした!!
アクリル版でできた 壁は ベルリンの壁を 連想させます。
透明な壁 というところが またまた 意味深です~
狼 一匹 一匹の姿が 自分の心の 中のように 感じられます。
私の 表現力では お伝えすることが できないのですが、、、
まだ チャンスがあるので 興味のある方は ぜひ 本物を 見て
感じていただけたら、、、と思います。