コメント
 
 
 
AU-D907Fについて (あんぷりん)
2012-05-27 15:30:03
はじめまして、拙ブログにお越しただきありがとうございます。
さて、「907F Extra」の記事からお越しと思いますが該当のアンプは残念ながら現在手元にはありません。

縁あって修理を依頼されたのですが、手元にあれば共通点も多いようですので、何かとヒントのようなものをお伝えできるのですが・・・・・

「1台のスピーカーに複数のアンプを接続した」との内容から、どうやら極めて低いインピーダンスの負荷での動作になったのではないかと推測しています。
(他のアンプも同時に電源が入っていた?)

私の場合も修理に必要な部品が手に入ってもやはりいきなり電源を入れるような度胸はありません。

ドライバ段までの動作が問題ないことを確認出来てからでないとパワートランジスタを取付る気にはなりませんね。

方法としては、パワートランジスタなしで電源を入れて、ドライバトランジスタのエミッタ・エミッタ間の電圧が1.2V付近にあること、アイドリング調整用の半固定抵抗で1.2V付近が前後することを確認することにしています。

なお、大電流でパワートランジスタが破裂していることから、大電流を流す役目を担ったドライバトランジスタの良否も確認する必要があるでしょうね。
 
 
 
Re:AU-D907Fについて (風民)
2012-05-27 15:50:57
 あんぷりんさんこんにちは
 早速のご返事ありがとうございました。
 やはりパワーアンプ終段(ドライバートランジスタ付近から以降)の全部品チェックの方向で検討します。
 アンプの修理は全くの初心者で、信号と駆動電圧の区別程度のイメージしかつかめておりません。

 トランジスタの駆動させるための電圧が1.2Vの件を更に理解し、少しずつ点検していこうと思います。

 本日はありがとうございました。
 また、あんぷりんさんのブログで、ご質問をさせていただきたいと思っております。ご負担にならぬよう配意いたしますが、余裕のあるときにでもご回答いただけますと幸いです。

 ありがとうございました。
 
 
 
コメント、よろしく (あんぷりん)
2012-05-27 19:44:07
何台かのアンプいじりを続けた中で知り得ただけで、専攻も仕事も電気とは全く無関係の素人ですので、必ずしもお役に立てるとは限りませんが、ご質問いただいた際には、わかる範囲で出来るだけお答えしたいと思います。

特に情報発信等というつもりはなく、アンプいじりの日記のようなつもりで始めたブログですので、内容や記述もそっけないようにお感じかもしれませんが、興味がおありでしたら、どうぞまたコメントお願いします。
 
 
 
Re:コメント、よろしく (風民(管理人))
2012-05-27 22:00:05
 はい!(笑)
 私も電気に全く関係のない業種の人間です。
 気候や時間を忘れ没頭できる知的な遊びを見つけたと喜んでおります。
 組み立てキットが作れる位のスキルしかありませんので、あんぷりんさんのブログが大変参考になります。
 っていうか、あんぷりんさんのブログを見て、自分もやってみようと決意したところです。

 Lo-Dのコントロールアンプとパワーアンプで気を良くしたくらいでは、このサンスイは全く歯が立ちません(汗”)

 今日は、パワーアンプの前段と後段の基板をとりあえず本体から離し、基板の部品番号と実装部品をエクセルで拾い出しをしております。

 つぶさに見ると、金属皮膜抵抗のカラーコードが白く焼けているものがいくつか・・・
 整備書がないと非常に厳しい状況です。

 長文失礼しました。右チャンネルだけでも温存すべきだったのが悔やまれます。

 稚拙なことをお尋ねすることもあろうかと思いますが、よろしくお願いします。
 
 
 
Unknown (bitstream)
2012-05-30 14:45:01
こんにちは

サービスマニュアルはAU-D11が907Fか707Fと同等品のようです。
hifi engineにありました。
http://www.hifiengine.com/manuals/sansui/au-d11.shtml

150Ωの抵抗はフィードフォワードアンプの出力にシリーズで入っているものだと思います。
(上記マニュアルの回路図kR68)
これが燃えたということは
kQ24 kQ25 kR57 kR58 kR59も怪しいのでチェックしたほうがいいと思います。


各部の電圧チェックにはみのむしクリップよりICクリップのほうが安全なのでお勧めします。

それにしてもなかなか厄介な故障になっていそうですね。
かなり部品を交換しないといけないかもしれません。
707Fexから着手したほうがいいかも…
 
 
 
Re:Unknown (風民(管理人))
2012-05-31 05:34:48
 bitstreamさん こんにちは
 貴重な情報ありがとうございます。
 さっそくレジストを取ってダウンロードさせていただきました。AU-919のサービスマニュアルでは、調整方法等一部は参考となるものの、焼けてカラーコードが見辛くなった抵抗の値やダイオードの規格が不明でしたので、「感激」しました。

 先のあんぷりんさんのご推察のとおり、D907を他のアンプから接続されたスピーカーに接続したことにより、大量の出力を流したことが故障の原因かと思っていますので、ご指摘のトランジスタも全て点検(交換)の可能性大です。
 しかし、これらのトランジスタのうち多くが既に生産を終了している模様で、高騰したそれらを入手するか、同等品を検討して交換するかといった問題があります。

 D707F Extraからの先に整備することも確かに「あり」ですね。
 しかし、D707はMMカートリッジでは問題なく使用できるので、MCをしばらく辛抱して「温存」したいと思います。もう少しスキルを上げないとドミノ的にアンプを失いそうなので(苦笑)

 最近は、トランジスタの互換性について、検討しています。ネット情報を参考に検討し、また、先達のご意見をお伺いするかもしれませんが、その節はよろしくご教示をお願いします。
 
 
 
Unknown (bitstream)
2012-06-01 21:31:07
>トランジスタの互換性
小信号バイポーラトランジスタなら、わたしは2SA970/2SC2240が好きです。
ダメになったデュアルトランジスタをコレ2個に交換してしまったこともあります。

D707FexはMM/MC切り替えスイッチがダメになっているのかもしれませんね。
わたしはD707Xなら弄り回した経験があるのですが、この機種は分解が非常に大変で閉口しました。
スイッチの清掃もしましたが、元に戻すのに苦労しました。
Fexもサービス性はあまりよくないと聞いたことがあります。
スイッチまで手を入れようとするなら気合とか根性が必要かもしれません。
がんばってください。
 
 
 
Re:トランジスタの互換性 (風民(管理人))
2012-06-03 01:55:07
bitstream さん
タイムリーなコメント ありがとうございます。

先ずは、回路図が入手できたので、パワーアンプ基板の全ての部品の部品番号と規格を全て把握することができました。

全てのパーツについてエクセルに入力するという途方もない作業が終わりました。(苦笑)

そこで、bitstreamさんのタイムリーなアドバイス!
多くのトランジスタが生産中止となり入手が難しくなているようですね。

現状、次のように整理し、検討しております。
互換性があるようなのですが、①音の特性がはっきり分かるほど悪化しないか?②トランジスタのランクが明示されずに販売されている(通販)場合の問題 が分からず迷っております。
1 2SA899/2SC1904の代わりに2SA1360/2SC3423を使用
2 2SA992/2SC1845の代わりに2SA970/2CS2240を使用
3 初段FET μPA68Hの代わりに後継品のμPA68HA
と 把握しているものの、発注を躊躇している状況です。

あと、もうひとつ悩ましいのは、ダイオード類です。
ほとんど入手不可能で、代替品の把握の情報もありません。(考え方の方向すらない状況です。(苦笑))

ブログの更新は、ネットでの情報収集等で中断しておりますが、おってアップいたしますので、先輩諸氏のご教示をご期待いたします。

D707F Exですが、あまりのご高察に驚きました。
MCスイッチが、押し下がった状態から復帰しないのです。明らかにスイッチ周りにも問題があります。
しかし、これ以上手を広げると収拾が付かなくなるので、D707は後の手当てとするつもりです。

 bitstreamさん、的確なご教示ありがとうございました。

 先輩各位
 トランジスタの互換性と、ランクの違いが与える影響について、ご教示いただけると幸いです。

 
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