パワースーツ再起動

パワードスーツでも強化外骨格でもなく、ましてやモビルスーツの話でなくノートＰＣ用のカバンの話
時は前世紀の２０００年そうか、西暦２０００年は２０世紀、前世紀と言って差し支え無いんだ。
事務用品メーカーのＫＩＮＧＪＩＭから
（当時は）ある画期的なノートＰＣ用カバンが発売された。
カバン全体をクッションとラバーで包み込み外的衝撃からＰＣを守る、その名を

　ぱ　わ　－　す　－　つ
パワースーツ
近未来のバックパックを思わせる、その容姿は当時のＰＣ小僧に少なからぬ話題を提供した。
そして、それに踊らされ衝動買いした1人に自分は含まれる。
当時買った値段が税抜き２６、１００円（なぜ判るかは最後の余談で）・・・今でもキツイ値段だ・・・
買って判明した事だが
全周が耐衝撃素材の為、極めて容量が小さい＝＝当時使っていたＰＣノートはＶＡＩＯ５０５ＥＸ、Ｂ５サイズ用カバンと言う事で勿論納まるが、今ここに至ってＢ５が問題になろうとは・・・
重い＝＝ＶＡＩＯが１．３㎏の薄型サブノート、これをカバンに入れると、まるでワープロを持ち歩いている感覚に陥る。これが致命的になり、今まで使う機会がなくホコリを被っていた。

そして月日は流れおよそ６年後、遂に陽の目を見ることとなる。東芝ノートｄｙｎａｂｏｏｋＡＸ／６３０ＬＬを購入したのである。
車通勤の自分にはもはや重量の壁など存在しないのである。
目覚めよ！パワースーツ！！ミネバと共に！！

ふぇ～ど・いんいんいんいん・・・
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入らん！！
Ｂ５ノート用を謳うパワースーツの口にはＡ４Ｌ版ノートの幅は対応していなかった。
冗談ではない！！
俺は６年待ったのだ！！
現状の問題を解決するには、もはや改造しかない。
ＨＰ↓　開口↑の改造を決意
カンプラ・ＡＦＶヲタをなめてもらっては困る。
ルーターとカッター１本で改造開始！！
大晦日に響くモーター駆動音
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素材が軟プラスチックとゴムのおかげで短時間で作業完了。
切り口の整形はしてないが閉めれば見えなくなるし良しとする。
これで、当時の衝動買いも無駄にはならなくなった。
メデタシ、メデタシ。

余談だがカバン本体が休眠中の６年パワースーツの梱包段ボール箱は分断されＣＤ－ＲＯＭ入れに姿を変えて現在も現役でよっぽど役に立っている。（値札が付いてた）