戦場からの手紙/GNO2・GTO

一年戦争ジオン軍【GNO2】ケービイン・コロスナー氏、【GTO】A・ショーワルダネガ氏の手紙・日記・メモ等を公開

コンピュータ(ゲーム)私史①

2006-01-30 11:52:10 | 雑記
どんな話でも、自分の趣味や興味のある事柄の昔話をする時
同時期、同じような体験した同士の昔話には花が咲く。
しかし、自分の知らない事を話すヤツは「鼻持ちならない自慢話」にしか聞こえないのは人の業と言う物だろうか。
自分が初めて家庭用コンピュータとで出会ったのは1988・9年頃、たしか、年の暮れクリスマス商戦の頃だったと思う。当時家庭用コンピュータには興味もなく映画・漫画・ゲームセンターが自分の三種の神器だった。
ポータブルカセットプレーヤー(ウォークマン)を見に一軒の楽器屋に足を踏み入れた、秋葉はどうか知らないが音響家電の一種のステレオやウォークマンは楽器屋の方が家電屋より品揃えが豊富だった。
ふと店内を見ると山積みになったSONY製のMSX2(HB-F1)がそこにあった。コンピュータみたいなキーボードと一体の本体、よく判らんがなにやら出来るらしい、気付けばそれを買っていた。
思えばこれが私とコンピュータ(の眷属?)との初めての邂逅らしい。
家に帰りそれを見ると、カセットスロットにROMを差せばゲームができる様だ・・・
翌日、同店でMSX2用と書いてあるゲームを購入。早速、開始「信長の野望・全国版」ファミコンすら持ってなかった自分にとって只で出来るゲームは新鮮だった。が、なにか物足りない・・・?
音が出てない、拡張ROMスロットにFM音源なるものを差さないと音が出ないらしい、ついでにセーブもできるようになるそうだ。
翌日、同店でFMなんたらを購入、おぉ音楽が鳴った。いまでも電話の保留音楽に使われている音楽なのだが、たまに電話で聞くと当時を思い出す。
信長を堪能したあと、書店でMSX専門誌を買う。そこにはBASICプログラムリストが載っており、自前で入力するとゲームができるらしい。が、記録用にどうもFDDドライブなる物が必要らしい。
翌日、同店でFDDドライブを購入。
「ガーゴガーゴ」と豪勢な音を撒き散らしながら読み書きをやってくれる。雑誌と首っ引きで入力、シムシティー簡易版の様なゲームで遊ぶ。

此処に至ってやっと気付く事が・・・
MSX2本体は確かに安かった。捨て値と言って良いだろう。しかし追加購入したFM音源・FDDドライブ足すと結構な額になる。FDDに至っては本体より高かったような・・・。どうやら楽器屋の術中に嵌ったらいしい。
その時、現在まで続くコンピュータ散財人生が始まろうとは予想出来ようか、いや、出来やすまい。
※画像:どっかのオークションの画像
そのうち、つづく