囲碁漂流の記

週一で対局を楽しむアマ有段者が、棋力不問の話題を提供します。初二段・上級向け即効上達法あり、懐古趣味の諸事雑観あり。

高手の品格

2019年05月19日 15時26分46秒 | ●○●○雑観の森
身内で固める組織の危うさの巻】

■大相撲夏場所も中日(なかび)。
 
■一人横綱の白星街道に、ケガで陥落した元大関も一歩も引かず。途中休場した新大関の再出場や新入幕の小兵業師の奮闘など、見所満載です。
 
         ◇
 
■7日間見ていて、わたしの印象。
 
■若者たちのガチンコ相撲の清々しさが、相撲人気を支えているのですが……。最近厳しくなっていた立ち合いが「少し甘くなっているのではないか」と思うのです。規則では「(両手を)下す」となっていますが、土俵に「つける」とは書いてはいません。しかし、このところ行司が立ち合いをやり直させることが多く、好感を持っていたのですが、今場所は「緩い」ように思えます。特に横綱をはじめ上位陣に対しては緩い。今日も、そんなところをしっかり見ていきたいのです。
 
日本相撲協会の勝負規定第五条 立合いは腰を割り両掌を下ろすを原則とし、制限時間後両掌を下ろした場合は「待った」を認めない。
 
■わたしは、大相撲のルール問題については、組織を身内で固めることの弊害だ、と思っています。横綱審議委員会という外部組織がありますが、外部出身の理事を入れなければいけません。「国技」を名乗るのであればなおさら。
 
■といっても「身内で固めたい」のは、何もこの世界だけのことではありませんよね。
 
 
 
■わたしの本拠地的な囲碁同好会で今年度「四段以上は点数制とし、公式対局を申し込まれたら断らない」という規則が明文化されました。このため上位者との対局が増え、面白くなりました。
 
■しかし、ここでも気になることが……。
 
■先日の高段者との対局で、相手が「打ち直しを繰り返すのです。少なくとも3回は、打った石から指が離れ、その後「あ、すみません」と打ち直したのです。悪気はむろんなく、クセになっているようです。同好会ですから、黙っていましたが、モヤモヤです。わたしが勝っていれば構いませんが、勝負所で反則をされては納得いきません。
 
■海外指導をよくするプロの話。「外国人に『待った』『打ち直し』は絶対にしてはいけません」と言うと、皆さんポカ~ンとした顔をするそうです。「反則」をわざわざ「してはいけません」という必要があるのか、というわけです。待ったをし、容認する習慣は、今や日本のアマ碁界だけの「悲しいローカルルール」なのです。
 
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