ふんばろう宮城プロジェクト

東日本大震災から発足した「ふんばろう東日本支援プロジェクト」公認団体として2013年4月から活動する復興支援プロジェクト

多くの人を笑顔にしてくれる米屋のおかみさん

2011-08-06 05:57:28 | 日記
 ちょっとこの漫談(ご本人は真剣です)を読んでください。「ミヤギテレビOHバンです。今チラ映りしました。なんか4分半の時間を頂いちゃったのですが、どうしよう…。ただのおばさんには、ふんばろうをPRする能力がない…、日テレも合同企画みたい…、白い犬が来ています。ああ〜」。
 フェースブックに書き込まれたふんばろうボランティアの成田美佐さんのコメント。いつも周りを笑顔にさせてくれる成田さんは仙台市宮城野区苦竹にある成田米穀店(震災直前に創業100年を迎えた老舗)を旦那さんと切り盛りしています。
 
 成田さんのお店に行くとふんばろうの“のぼり旗”や活動を紹介する新聞のコピーなどが張り出してあります。先日までは「ハエ退治」のためのぺットボトル回収ボックスを軒先へ置いてくれたり、被災地へ送るための団扇づくりを幼稚園に働きかけたり。デンコードーさんから寄贈された扇風機の配送でも“弾丸配送隊”のリーダー役として活躍していただきました。

 震災直後は、お店を避難所として開放し、おにぎりとみそ汁の炊き出しを行い、給水所ともなったそうです。なかには被災しながらも、松島から仙台駅東口まで歩いて通勤する青年の食事の面倒も見ていたとか…。行動力のある素晴らしい方です。
 「米屋の私たちには、多くの人にお米を安定供給する責任があります。米屋の嫁でよかった」と成田さん。あの混乱の中、早朝から深夜まで、シャッターを降ろすことなく働き続け、「ここで流れた涙の数を忘れない・・・」それが、今の彼女の原動力となっているようです。

https://youtu.be/2WaODXFye8s
 その成田さんが、宮城テレビ「OH!バンデス」の向こう三件おじゃましま〜す!!へ出演されました。パチパチパチ。著作権保護のため放送されたものをアップすることはできませんが、撮影の様子をお伝えします。

 リハーサル中は緊張していたものの終わってみれば、さすがは成田さん。肝っ玉がすわっていらっしゃるというか、安心して見ていられました。
 これからも成田さんの“ふんばり”はよりパワーアップしながら、これからも多くの方を笑顔にしてくれるでしょう。(こせきかつや)

※OH!バンデスのHPにもふんばろうのサイトはアップされました。宮城テレビさんどうもありがとうございました。
http://on.fb.me/nuo4z2