キヤノンAE-1 シグマ24mm F2.8
ネオパンSS
高校時代に読んでいたカメラ雑誌には、
「フレアー・ゴーストは写真の画質を低下させるものとして徹底排除する様に」
との記述がありました。
当時は35-105mmなどの3倍を超える様な倍率のズームが発売された時期で、
今ほど逆光耐性が強くないズームがほとんどだったためでしょう。
写りの面では確かに単焦点圧勝の時代でしたが、それでもズームの利便性は高く、
レンズの売れ行きも単焦点からズームが主流となっていった時期だったのだろうと推察します。
ズームでいかにいい描写をするかを紹介したカメラ雑誌があったことも理解できます。
ただ、当時から僕は人の話を鵜呑みにしないというヤッカイな性格だったので、
フレアーやゴーストも表現の一つだろうと思っていました。
今日の写真はそんな時期にフレアー・ゴーストを集中して撮影していた時のものです。
ネガを見返すまではこんなことをしていたことも忘れていました。
当時の僕は17歳。
色々と模索をしていた時代ですね。