山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

似ている

2012-09-11 16:14:28 | 山里の
木や林に関心を持ち、木の名前を憶えようとすると
必ず出てくる似ている木の見分け方として挙げられるのが
"ヒノキとサワラ"の見分け方(←click!)です。
XとYというと、人の男女の遺伝子みたいですね。

奥羽山脈の山里には、どちらも無い(殆ど)ので
お目にかかることは少なく、出掛けた先で
「どっちだ?」と自分の目の確認をしています。

ヒノキとサワラの他に、チョット見が似ている木がネズコ(クロベ)
032

アスナロです。
022

ネズコはアスナロよりも寒冷な場所に生えており
大深沢社有林では、標高800m以上でしか見られません。
(アスナロは500m以上)
ネズコの葉の形状がアスナロよりヒノキに似ているので(←click!)
ネズコの方が「明日はヒノキに成ろうかな」じゃないの?
と思ったりしております。