MY LIFE  

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ついつい

2005-05-02 21:11:02 | 日々のあわ
 今日は、母上と弟と3名で祖父の入所している老人保健施設へ行きました。祖父が、ここになじんで、生活ができているかが心配なのもありましたが、祖父が施設に入所して初めての訪問だったので、どんな施設か気になるといったのが本音です。どうしても、今まで働いていたところが働いていたところだけに、気になるんです。実際、働くまで、自分のいたところ以外の施設に行く機会が少なかったために興味があります。よそへ見学いけたら行かせてくださいといつも言ってましたしね。

 着いたとたん、建物の明るさに目を奪われました。そして、床が木目調だったので、全体的に温かみがありました。んで、全体的にフローリング部はぴかぴかしていました。建てて3~4年は経ってるだろうにと思うとお金の面とか考えてしまう自分がいました。壁面も入所者の作品の飾り付けや、一日のスケジュール(職員さんの手作り)があって、いろいろと比べてしまいました。

 ちょうど昼食時で、一つの広いフロアに集まって、ご飯を食べていました。祖父がいるフロアは比較的元気な方が多かったです。でも、食事中は黙々として食べていたので、一緒に行った母上は「こんなもん?女の人多いし、もっと賑やかかと思ったわ~。」とのコメントでしたが、私の印象としては、普段賑やかでも、食べている時は静かなことが多かったので、特別な印象を抱くことがなかったのでした。その脇を職員さんが忙しそうに片づけをしてました。食事介助の必要もなく、自分のいた施設との違いを感じました。階ごとによって介護度が違うのかもしれません。

 祖父を驚かせようとして、こっそり部屋に入るまで後をつけるということにしました。しかし、祖父は自分の部屋をスルーして、廊下を直進。どこへ行くんやろう~。とさらにこっそりと後をつけると、廊下を一周した後にトイレへ行きました。トイレは自室を出てすぐ左側にあるのですが、車椅子に慣れるためか(施設入所時に、慣れるまで車椅子を使ってほしいとのことでした。)わざわざ1周してました。元気そうな姿に安心しましたが、最初に私が声をかけたときは、私の顔をすっかり忘れていて、私の名前を言うと、あっ、といった感じで思い出したようでした。更に、めったに会うことの少なくなった弟の存在自体をすっかり忘れてしまったようでした。そういや、以前来た時は弟はすぐに引っ込んだから彼氏やと思ったみたいで、彼氏やったらちゃんというよ~。と話した覚えがありますが、わずか2週間強の間に症状が進んだことが少し悲しかったです。それは、祖父本人もショックだったようで、少し涙ぐんでいました。覚えていたはずのことがわからなくなること、それを自覚した時は、自分もきっとそうなるだろうな。もっとパニックになるのかもしれないなと思いました。

 施設の生活自体は何も問題がないようだし、レクリエーションやリハビリにも参加してるようなので、何事もなくいてほしいように思います。たとえ、私のことを忘れてしまっても、元気でいてほしいと思うのです。

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