頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

『狼たちの宴』アレックス・ベール

2022-08-31 | books
1942年ドイツ、ユダヤ人なのにゲシュタポの凄腕捜査官アドルフ・ヴァイスマンに成りすまし、前作で殺人事件を解決したイザーク。女性連続殺人事件の担当にさせられた。ウルスラがイザークを愛することに嫉妬する新聞記者バッハマイヤーが、彼を貶めようとする・・・

ドキドキしながら読んだ。イザークはナチス・ドイツの機密情報をレジスタンスに流すため危ない橋を渡る。まるで自分がユダヤ人として当時のドイツにいるかのように。

今でいうなら、トランプ支持者だらけになった共和党内で反トランプを掲げるようなものか。

 

今日の一曲

Pet Shop Boysで、"It's A Sin"



では、また。



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