頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

『横浜黄金町パフィー通り』阿川大樹

2014-07-30 | books
横浜、京浜急行の日ノ出町駅と黄金町駅の間は、戦後「ちょんの間」と呼ばれる小さな売春店が増え、売春の街として黄金町は有名になっていった。近隣の小学校では通学路としてここを避けるために迂回していた。本書は、黄金町から売春を締め出す作戦を進める町内会の闘いと、それから何年もして、アートの街へと変わろうとしている黄金町の写真を撮る女子高生を交互に描く。

実話をもとにした小説のようである。名前は変えてあるけれど、前の市長中田宏らしき人物も出てくる。へぇ、そんなことがあったんだと思うことが多かった。

町の歴史、アブナイ人たちとの闘いなど、読み物として充分に面白いけれど、何と言ってもこの辺は自分の地元なので、読まなきゃいけない本でもあった。

横浜黄金町パフィー通り (文芸書)

今日の一曲

パフィー。と言えば、bank band liveより、PUFFYで、渚にまつわるエトセトラ。



では、また。
コメント   この記事についてブログを書く
« 『誘蛾灯 鳥取連続不審死事... | トップ | 『山女日記』湊かなえ »

コメントを投稿