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『めくらやなぎと眠る女』村上春樹

2009-12-10 | books

「めくらやなぎと眠る女」村上春樹 新潮社 2009年

BLIND WILLOW, SLEEPING WOMAN Haruki Murakami

昔、星新一や筒井康隆の短編を読んでは狂ったように踊っていた。だのになぜ、歳を取ってからは短編を読まなくなってしまったのだろうか。短編よりもはんぺんが身に染みるのだろうか。ジェフリー・アーチャーの「12本の毒矢」かジェフリー・ディーヴァーの「クリスマス・プレゼント」が最後に読んだ踊り狂う短編だ。共通点は①二人ともジェフリー②ラストに強烈なオチ

さて、

このめくらやなぎだが、全部読めなかった。いや読まなかった。正確に言えば猛スピードで全体をざっと舐めた程度だった。どうにもこうにもムラカミ短編は私の肌に合わないらしい。

それは短編が普遍的に抱える何かと長篇が抱える何かがあって、その長篇の方と私が抱える何かがうまくシンクロするというような事なのだろうか。単にストーリーを長く書くか短く書くかというような事では説明がつかないんだけど、よく分からない。いい歳してオチを求めてはいけないとも思うのだが。

老子は言う。

知不知上。不知知病。聖人不病。以其不病。以其病病。是以病病。

知りて知らずとするは上なり。知らずして知るとするのは病なり。聖人は病あらず、其の病と病とするを以て、是を以て病あらず。

分からないことは分からないで良いのかも知れない。


いや、短編を入れるという行為は痛いんだよ。それは短編じゃなくてタンポンか。








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村上春樹
新潮社

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