私たちの千代尼通り商店街なかまちのほぼ中心部にある空き店舗物件の解体工事がはじまった。
このお店は、もともと飲食店で、
昭和50年頃を前後して実施された街の近代化事業の旗振り役として、
とても大きな貢献をされた方が営業されていたところ。
このお店には、思いでがいっぱいあるという人がたくさんいらっしゃるし、私自身も今でも記憶に残っていることがいっぱいだ。
ご不幸ないきさつなんかもあって後継者がなく、
数年前に閉店されてそのままになっていた。
建物も大きかったため、他の空き店舗物件が比較的スムーズに後継店舗を誘致していったにもかかわらず、なかなか次の担い手がみつからないでいたようだ。
解体されて、まずは更地になるだという。
センチメンタルもあるけれど、
街はこうして変わっていかなくてはいけない。
変わらないで引き継いでいくべきことは、
このお店のご主人がもっていたであろう、
街への、商売への情熱。
この場所がまた次にここを訪れるお客様で賑わう場所となってほしい。
きっとご主人もそう思っていてくださるにちがいない。
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