昨日の朝日新聞、おそらく北陸版だと思うのですが、
私たちの千代尼通り商店街のまちづくりのこれからと現状について、
かなりの紙面を割いてご紹介いただきました。
本分はこちらでもお読みいただけます。
↓
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000331206120001
先日取材をお受けしたとき、これまでの経緯も含めてお話しさせていただいた内容を本当にうまく整理いただいて記事に仕上げてくださいました。
文中は新聞紙上にふさわしく、美しく語られている部分も本音ではもっと激しい言葉で話していたにもかかわらず、記者の方にはたいへんご配慮いただいたのだと思います。
私は、よく言われる〝まちづくり〟や〝市街地や商店街の活性化〟というのが、
単なる既存商業者の保護のためであっていけないと思ってきました。
あたかも補助金を経済産業省所管の介護保険が如く認識している輩もいないではなく、
変わらないのがよいことなのではなく、時代の変遷とともに変わるべきものの姿として生まれ変わっていくのが街であると思います。
私たちの街には、それこそ百年以上前の頃の地図も残っているのですが、
いまの場所、いまの姿で継承されているお店などひとつもないといっていいでしょう。
変わってあたりまえ、新陳代謝してこその街の活力なのだと歴史が証明しているのです。
いまあるお店が滅べばいい、ということではありません。
いまあるお店は全力でお客様の支持がいただけるようにがんばる必要があって、
何らかの理由でやむをえず暖簾を下ろすことになること自体は責めようのないことだと思います。
問題はその場所が次にどのように使われていくのか。
自分たちが商業地として引き継ぎ、そこで働き、地域のお客様とふれあい、飯を食べさせてもらった場所です。
たとえ自分たちが商業者として役割を終えることになっても、この場所を新たなエネルギー体に商業地として引き継いでもらうべきだと、私は思うのです。
この場所に店をだそうと思う人を呼び込む力、それは既存商業者の有りように尽きるのだと思います。
今回は、まちづくり全般のことばかりでなく、個人的にうちのお店のことも取り上げていただきました。
あれ?
まだ正式に公表してないこと、めちゃめちゃ書いてあるんですけど。
まあ、いいか。
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