東京出張のとき、お伺いした先から
この本、読みました?まだならどうぞ。ということで、
最後のパレード ~ディズニーランドで本当にあった心温まる話、
という本をいただきました。
これは宿題かな?と思い、その夜、ホテルで読みました。
そして号泣してしまいました。
盗作騒ぎになっており、とうとう出版社の自主回収ということになったようです。
中味はディズニーランドのマインドであふれています。
なぜディズニーランドは儲かるのか!、などと
三文経済人のようにうがった視点でなく、
働くとはどういうことか、職場・会社はどうあったらいいな、など
自分なりに純真な気持ちで読んだうえで、流れた涙でした。
盗作であったということなら、残念なことです。
しかし、自分なりに感じたこと、気づいたことは嘘でなかったと思いたいですね。
一生懸命に料理を作っている人がいました。
ところが、その料理を美味しそうだと思った人が、それを盗みました。
盗んだ人は、その料理を自分が作ったんだと言って、あなたに食べさせてあげました。
あなたはその料理が美味しければ、盗まれた人の悲しみなど関係なく、盗んだことも肯定して、満足して食べるのですね。
盗まれた人の気持ちと、平気で盗む人の気持ちの両方を考えてみてください。
商売をやっている方ならば、こうしたことにもっと敏感になったほうがよろしいのではないですか。
内容がいいと思っても、がっかりしている人たちが世の中にはたくさんいます。それは、なぜでしょうね?
それに、『最後のパレード』の内容は本当のことばかりではありません。
せめて、この本をほかの人にはすすめないでください。
ご指摘ありがとうごさいます。
私の言葉足らず、誤解を生む表現であったと思います。
申しひらきといたしましては、
1.盗んだ人は悪くない、とは到底思えないことはみなさんと共通していると思います。
2.本当のことばかりではない(ということは私としては想定外ですが)にしても、本当のことが意味を失うということではないと思いたい。
3.私自身が、まず何が盗作であるとかないとかを知る以前に読んで実際に涙を流した。実際、盗作であったことは本当に残念だと思いますが、じゃあ、泣いた事実もチャラね、とは思いたくない。
自主回収と聞いて、事実上もう販売されないことを前提に言っている部分もあるのですが、軽率な表現であったことは申し訳ありませんでした。盗んだ方を利する気は毛頭なく、結果的にそうなってしまったら盗まれた方にとって気分を害することになりますね。
すみませんでした。
誤解を垂れ流さないよう、本文を少し訂正させていただきます。
この本はネット掲示板での本当かどうかもわからない話や(創作かもしれません)他人が他所の遊園地で体験した話をディズニーに置き換えたりした盗作本なので、これをもとにディズニーを語られても・・・
と思ってしまうのですが。