私たち千代尼通り商店街なかまちには、
共同で運営管理しているお客様専用の駐車場が複数あります。
これって、お買物等に来街いただいた方専用の駐車場なわけです。
最近、近隣にお勤めの方、お住まいの方、
車を置いて駅から電車に乗ってお出かけの方など、
目的外の利用が多いのでは?
という通報、警告、ご意見が多数あり、
この度お伺いの書面を駐車している自動車に通知させていただきました。
翌日、駐車場を通りかかった際、いつも止まっている車のドライバーに遭遇。
思い切って話しかけてみました。以下、そのときの会話です。
私 すみません、いつも止められてるみたいですけど…
ド ここって月極とかにならないんですか?
私 月極はありません。お客様用なんで。
ド （目的外で止めている）ほかの人ももう止めないってことですよね。
私 そうしていただければと思います。
（別にあんたが損するわけじゃないでしょ）
ド それなりに商店街でも買物してるつもりなんですけど
私 それは趣旨がちがうんじゃないですか…
（脅しか?オレもあんたの店利用したら、
オレの荷物あんたの店に預かってくれるんかい！）
ド わかりました
こんな感じでした。
はじめは、つい、って感じなんでしょうけど、
慣れると罪の意識もなくなり、
バレないような、バレてもどうってことないような気分になり、
既得権のように感じられ、止めるなといわれると損した気分になり…
世間の人は、結構みてますぜ、この類のこと。
あの店のひと、また共同駐車場に車止めて出勤してった…
そんな店、行きたくないと思うでしょ。
月５千円くらい、自分の車止めるくらいの費用が払えない店、
払う気のない店のひと。
不徳をふりまくと、結局よくないと思いますので、
どうぞ、ご理解ください。
日本人の美徳は本来、
庶民のひとりひとりにまで道徳が行き届いていたことに由来します。
昔はみんな暮らしがよくなかったけど、
しちゃいけねぇことがわかってたんですね。
どっかの国がえげつない、とか、汚い、とか
同じ穴の狢にならないような日本であればと私は思います。