和倉温泉の旅館に到着して、
フロントの横で見つけた冊子です。
今、お伺いしてきた七尾一本杉通りの語り部処のお話をまとめたものです。
自店や業種、街の歴史やなりたち、商売への思いなど、
それぞれのお店にお伺いすれば聞くことができるようになっているのが語り部処で、
この冊子には主だった内容がまとめられています。
なるほど。
今日お伺いしてきたお店には、こんなウンチクがあったのか、とあらためて感心。
一軒一軒のお店が、訪れたお客様に何を語るか、伝えるか、
それが明確になっているのは、とてもすばらしいことです。
お店や商品などを自ら見つめることにもつながります。
さて、素敵だなと感じた取り組みをもうひとつ紹介します。
一本杉通りの8軒のお店では、
オリジナルのてぬぐいが売られています。
手ぬぐいのデザインは、それぞれの商売にちなんだ図柄を染め抜いたもので、ひとつひとつ魅力的です。
一軒のお店に置かれているのは、
そのお店のてぬぐいだけです。
一箇所で全部買えちゃうのになっていないところがミソですね。