…つづきです。
「商人としての豊かな人生」についてのマンダラチャートの構成要素の3つめ、
人間性、について、前回は、まずはルールやマナー、心掛けのこととして
考えてみることにしました。
議論の内容については、前回お知らせしたとおりです。
さて、この人間性の定義について、以前気になって調べてみて、
自分なりにまとめたことがありました。
メモの記述を引っ張り出してきて、ご紹介してみようかと思います。
人間性にもいつくかの要素があります。
①価値を知り、崇高なものを敬い、美しさにあこがれ、汚れを忌み恥を知る心。
価値観や美意識と呼べるものです。
②正義を重んじる心。正義感ですね。
③ひろくてすべてのものを愛する心、おもいやり。 受容性とでも言いますか。
④ものごとの道理をきわめてそれに従っていこうとする理性、知性。
この知性については、あるひとは、
およそ知に欲する以外自分を高める手段はない、といっています。
要するに前々回のテーマである学ぶ、ということに対する姿勢も、
人間性の一部ということなのですね。
これら定義に照らして前回の議論の内容を見つめなおしたらどうなるでしょう。
まずはひとりでじっくり考えてみたいと思います。(プールで歩きながらでも…)
さて、期せずして、人間性という言葉がとても重要なキーワードになってきているようです。
事故米の問題など、まさしく商人としての人間性、官僚としての人間性が問われる問題です。
何事も世の中のできごとを、ひとごと、と思わず、
自らの居住まいを正していきたいと思う今日この頃です。