福祉革命!

今、福祉業界は 崩壊危機に直面中。人は心で生きてます。皆さんに愛と勇気を…

老後は因果応報?

2009-12-24 18:58:18 | Weblog
人は誰もが年をとり老いていきます。

親は必死で愛情を持って子を育てます。子は感謝、深い思いの中で親を看取る決意をするのだと思います。
しかし、親が子に「育てたのだから看るのが当然」と、元気なうちから子に甘え依存し毎日テレビを見て酒を飲み、過ごしているとしたらどうでしょう。
その親を認め、過保護に守り過ぎたらどうなるでしょうか。嫁や孫、周りはどう思うでしょうか。いざ、介護が必要になった時、どうなるのでしょうか。
今年は100年に一度の大不況と言われ、不景気で失業者が5%という中で、子は所帯を持ち自分の家庭を必死で築き守ろうとしています。

自分の生活の今後の不安や経済的ゆとりのない現状。
親は自立していく我が子の生活に迷惑をかけないようにと、親として最大限の自立心を発揮される方も多いと思います。
常に受け身で誰かがお膳立てをしてくれるのを待っているのでは、周りは助けてはくれません。人間関係の問題もありますが、過度の依存は怠け者に感じてしまいます。怠け者に周りは暖かく看てはくれません。又、自分に甘く子供に縋って生きるのは人として悲しい。
老いていく中で、出来る限り周りに迷惑をかけない努力され自の力で生きようとされる自立心が、大切ではないでしょうか。例えは違うかもしれませんが、ホームレスと言われる方々も、ある意味自己責任をとって自立されているのかもしれません。

幼い頃に虐待し続けられた子供がいざ、親が老いて、素直に受け入れ看る事ができるでしょうか。

親子関係や深い思いは家族の数だけ違いますが、エンバワーメントは家族にも必要だと思います。親は子を思い時には厳く叱り教え、育てます。
子も親を思うからこそ、いずれ老いていく親を看る覚悟の中で、出来る限り自立心を維持できるように叱咤激励も必要ではないでしょうか。
子育てや周りの方々へと関わり方等「自分の人生」として、常に自己責任の果たし方を考えなくてはいけないのではないでしょうか。
老後は、まさに因果応報ではないでしょうか。