開田高原アメダス 今朝の最低気温 ０．４℃ 昨日の最高気温 １６．４℃
木曽町新開 午前８時の気温 ９．０℃ 今朝の天気 晴れ
オオカメノキの花が
咲き始めた。
と言っても
白い蝶々のような花は
先日から咲いていた。
この白い花は
ほとんど痕跡しか蕊がなく
いわゆる装飾花と
呼ばれているものだ。
中央部に白い星のように
集まっているのが
本当の花。
よく見ると
花弁も蕊も揃っている
両性花だ。
花弁は５つに分かれ
雄しべが５本
中心部に雌しべがある。
和名のオオカメノキは
丸い葉が亀の甲羅に
似ていることから
つけられたが
別名をムシカリと言う。
葉がよく虫にくわれるので
「虫食われ」と呼ばれたものが
詰まって「むしかり」と
呼ばれるようになったと
言われている。
このオオカメノキは
高木が葉を茂らせて日陰になる前
いち早く受粉を済ませる戦略をとる。
まるで
スプリングエフェメラル的な
木なのだ。
木曽町の木々の森陰では、オオカメノキが花を咲かせて、初夏に向かい始めました。
木々が葉を繁らせる前に、急いで花を咲かせる山野草や木がいくつかあり、春の進み具合を教えてくれます。
野鳥も活動を活発化してくるころと思います。
木曽町の季節の進みを伝える中身に感心しました。
とてもこのような角度から写すことは困難です。
それだけにこれほど近くで観れる写真は貴重なものです。
日陰になる前にいち早く受粉を済ませる戦略・・・
野鳥のエナガが蛇が出る季節の前に子育てを進める戦略と
似通ったところがあると感じました。
でも遠目では全然違いますね。
どんなに小さな地味な花でも、
fukurouさんにかかると、
命の息吹を感じます。
スプリングエフェメラル？
お洒落な言い方ですね。
調べましたよー
春のひと夜とでも訳すのでしょうか。
それとも、もっと学問的な意味ですか。
「一度スプリング・エフェメラルに魅せられた者は，
その観察者であることを生涯止めることはないだろう」と
書かれていました。
fukurouさんんもその一人ですね。
3枚目の写真を見ていると、子供たちが笑っているように見えてきました。
このオオカメノキの葉が好きです
ボコボコ感のある優しい感じの
木の葉・・いいですよね～
スプリングエフェメラル、この響きも好きです。
木曽・開田は、正しく本格的な春❢
真ん中の小さな小さな花が何とも言えません。オオカメノキの美しさと戦略に感心させていただくばかりです❢
こんばんは。
オオカメノキよりいち早く、ダンコウバイは
花を咲かせ受粉は終了していました。
高木の木々が葉を茂らせて、林内が暗くならないうちに、子孫を残すのは、スプリングエフェメラル的だと思いました。
こんばんは。
ここ開田高原では、それほど高いオオカメノキはありません。
小さい木は花をつけませんが、撮影するのに適した木がたくさんあります。
こんばんは。
オオカメノキとアジサイは近い種類ですね。
オオカメノキの葉は根元がハート形にくびれています。見れば見るほど亀の甲羅の形に似ています。
スプリングエフェメラルは春のはかないものなんですね。