Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

富士山(吉田口)登山(詳細)

2018年07月26日 | 登山

 

 

 

7月23日(月)      天気=晴れ時々曇り

15:00吉田口五合目→ 15:30五合目佐藤小屋

 

 お昼ご飯を食べた後我家を出発し、圏央道~中央道を経由して1時間後には富士吉田市の北山麓駐車場(駐車料金1千円)に着いた。標高900mのここでも気温は33度あって厳しい暑さが続いている。ここからシャトルバス(往復2千円)に乗り吉田口五合目へと向かう。

北山麓駐車場

 吉田口五合目行きシャトルバス乗り場

 40分足らずで標高2300mの五合目登山口に着くと、先程までの暑さが嘘のような涼しさだ。平日なのに登山口周辺は溢れかえるような観光客で賑わっており、その多くが外国人で、話す言葉を聞いていると此処は中国の観光地かと見紛う程だ。富士山から下山した人達は、全身埃ッポイので容易に判別できる。

  吉田口五合目

  喧騒から逃れるように五合目を出発し、山腹を巻く林道を東へと進む。しばらく行くと道は左右に分岐し、右は六合目へ向かう登山道で我々は左の佐藤小屋へ向かう道を降り気味に進んで行く。五合目から30分足らずで、アッサリ佐藤小屋へ着いた。

 六合目へ向かう林道(奥の平坦部が五合目登山口)

 六合目分岐(左が佐藤小屋への道)

 佐藤小屋(中央奥)が見えてきた。(左下は山中湖)

 この小屋はメインコースからやや外れているせいかそれ程混雑しておらず、ゆっくり泊れる確率が高い。ギュウギュウ詰めの小屋に泊りたく無ければ是非此処をお勧めしたい。ここの標高が2230mで吉田口五合目よりは少し低く、小屋の人に尋ねると「今日の最高気温は24度」で下界とは雲泥の差だが、小屋の人に言わせればウンザリする暑さだったという。

 佐藤小屋

 夕刻に屋外のベンチで下界の景色を眺めながら持参の夕食を食べ、午後7時過ぎには寝床についた。今宵の同宿者は10名足らずで、その中にイビキの凄いオジサンがいたので、何だか寝たのか寝ないのか判らぬ夜だった。

 

 

 

 

7月24日(火)       天気=晴れ時々曇り

04:25佐藤小屋→ 04:50~06:00六合目→ 05:48~06:00花小屋(七合目)→ 06:33~41鳥居荘(本七合目)→ 07:12~25太子館(八合目)→ 07:55~08:05白雲荘(八合目)→ 08:33~40富士山ホテル(本八合目)→ 08:57~09:06御来光館(本八合目)→ 09:27~35九合目→ 09:58~10:25富士山吉田口山頂→ 10:45~55富士山ホテル(本八合目)→ 11:54~12:02七合目公衆トイレ→ 12:25六合目→ 12:55吉田口五合目

 

 朝3時半に起床、屋外のベンチでお湯を沸かし、いつものようにカップヌードルとコーヒーだけの朝食を済まして、4時半前には佐藤小屋を出発する。つづら折りの道を登るとやがて森林帯を脱し、東の地平線に真っ赤な朝日が昇った。

 樹林の間から御来光

 佐藤小屋から25分程で六合目に着いた。驚くほどに人が居らず静寂な朝だ。富士山では前日に7~8合目の小屋まで登り、翌日未明に出発して山頂付近で御来光を迎えるという登山者が主流なので、我々が登る時間帯の登山道は逆に空いているのだ。

 六合目の大看板

 六合目から上は殆ど樹木が無く砂礫の世界になる。山頂部が真上に見え簡単に登れそうだが歩いて歩いても景色は変わらず、それが富士登山の辛いところだ。

 七合目へ向かう砂礫の道

 山中湖に朝日が反射する。

 砂礫の道をジグザグに登って行くと、やがてゴツゴツとした岩場の急登に変る。その岩場の道をしばし登ると七合目最初の小屋「花小屋」に着き、ここで一息入れる。

 ゴツゴツした岩場に道変わる。

 岩場の道が続く。

 この後は本八合目までは、山小屋が次々と点在する。岩場の道も本八合目付近まで続き、この間が吉田口コースの胸突き八丁でキツイ箇所と言える。登山者の姿も俄然と増えて中には降る人も居て、どうやら登頂を諦め御来光を見た後に途中から下山する人達のようだ。

 まだ余裕の登り

 標高3100mの太子館

 八合目付近まで登ると左手に下山専用路が見えて、埃を立てながら下山する登山者達が見える。又この道は物資運搬のドーザー道でもあり、時折り運搬用ドーザーがジワジワ登っているが、そのスピードは意外に速く、人間の数倍はありそうだ。

 ドーザーが砂煙を上げて登って行く。

 八合目付近で標高は3000mを優に超え、日本の山では富士山以外体験できぬ高度になっている。そのせいか頭が若干ポワンとする。今まで元気だった妻も疲れてきたようで、足取りが少し重くなっている。

 

 だんだん疲れてきた。

 本八合目の御来光館(標高3450m)を過ぎると、山頂まで営業小屋は存在しない。九合目には壊れた建物と鳥居があり、最後の休憩をとる。もう山頂は間近で、登頂した人達の姿も確認できる。

 九合目から山頂を望む。

 山頂へ最後の登り

 山頂への道を幾度かジグザグを繰返して登り、山頂直下の白い鳥居を潜ると、大勢の登山者で賑わう富士山吉田口山頂に到着した。五合目佐藤小屋から5時間半の道程だった。標高3700mの山頂は涼しく、半袖姿で休んでいると身体が冷えて肌寒くなってくる。

 山頂直下の白い鳥居

 吉田口山頂の標識

 山頂から下界の眺め

 ノンビリ長居したい気分もあったが、山頂はお祭り騒ぎの賑わいで、山小屋の改築工事などもあったりして落ち着かぬので、30分程の滞在で山頂を後にした。

 下山専用路の入口

 下山専用路は登って来た吉田口コースと並行するように続いており、小石と砂混じりの道は埃っぽい事この上無く、私の巻き起こす埃に妻が辟易して少し離れて歩いていた。

 単調な下山路

 八合目まで降ると須走コースが分岐しており、標識を見落とさぬよう注意が必要、吉田口コースは分岐を左へ曲がらなければならない。それと八合目付近以外、下山専用路には山小屋は無く、良い休憩ポイントも少ない。

 下山路八合目地点

 かなりの急こう配なので落石にも要注意。

 長い単調な下山道を延々降ると、七合目には立派な公衆トイレがある。山小屋のトイレは全て有料(200~300円)だから、此処でトイレ休憩するのも悪く無い。

 七合目付近の下山路

 七合目の公衆トイレ

 公衆トイレの下まで降ると、下山道は山腹を巻くトラバース道へと変り、六合目へ向けて降って行く。公衆トイレから20分程で、登山道が交差する六合目へ着いた。

 六合目へ向かうトラバースの下山道

 お昼過ぎの六合目は凄い混雑で、特に団体ツアーの登山客が多く、前後をガイドに誘導され、霧の奥から次々と湧き出るようにやってくる。この人達はこれから2~3時間かけて七~八合目の各山小屋に登り、翌日未明に山頂を目指すのだろう。

 

 登山者で混雑する六合目地点

 霧の中から次々と登山者がやってくる。

 六合目から五合目への降りも緩やかだが意外に長く、最後は若干の登りもあるのでけっこう疲れる道だった。五合目登山口は昨日と同様の賑わいで、長いバスの列に並んだけれど、どうやらそこは新宿や河口湖駅へ向かうバス停で、我々が乗る駐車場行きシャトルバスのバス停は一段下がった場所にあった。

 吉田口五合目登山口の、河口湖・新宿行きバス停

 出発間際のバスの補助席に何とか乗車でき、スバルラインを30分程降って午後1時半に北山麓駐車場へ戻って来た。とに角埃塗れの身体を何とかしたいから、都留市にある公営日帰り温泉「月待ちの湯」へと車を走らせた。

 この温泉は安くて(JAF割引で640円)施設も広く綺麗なので気に入っている。広い浴槽にドップリ浸かると山の疲れが吹っ飛んで、充分にリフレッシュできた。

 山好きの衆には何だかんだと批判も多い富士山登山だが、標高差1500mの激登りはやっぱり山歩きの王道と言える。この山を五合目から5~6時間で登れれば、大抵の山は大丈夫だろう。そういう意味では良いトレーニングになりました。

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